野生クマに捕獲されました。

街っ子が野生クマに捕獲されて振り回されている日常です。

家族八景

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何度もテレビドラマ化されている「七瀬ふたたび」のシリーズ物です。

筒井康隆さんという作家さんの本を読むきっかけは高校の先生が「妹の要らなくなった本を貰ってくれないか」と言って学校へ持って来てくれたのが最初でした。
通っていた高校では読書好きというのは極まれでいつも何かしら本を読んでいるkuma-yomeに「どうせ捨てる物だし」と声をかけてくれたのです。
読んだ順番的には「七瀬ふたたび」を先に読んでいたので、すごく新鮮でした。

頂いた本の中には複数筒井康隆先生の本があり「家族八景」の前に数冊読んでいましたが、水蜜桃の章で勝美が七瀬を見て表現する「水蜜桃」という物がどんな物なのか全く知りませんでしたが、知らないkuma-yomeでさえみずみずしく若さにあふれた感じなのかな?と感じる事ができました。
亡母渇仰では「こんな男の人いそうだな~。」と漠然と思っていただけでしたが、最近では普通にいるみたいでネットニュースで時々’’ヘリコプター母’’が話題になってますね。
最後の母親が生きたまま焼かれるシーンは本気で怖くなったくらい流石の表現力だなと
ますますファンになったくらいでした。


’’七瀬ふたたび’’の方は10年ちょっと前に図書館で視聴できるビデオで多岐川裕美さん主演を見て、後はテレビで見ていた世代なのですがドラマ化されると脳内で勝手にイメージされていたのと映像とのギャップに色々言いたくもなったりしました。

この’’家族八景’’のドラマ方は2012年に毎日放送で深夜に放送されたのを見ていただけです。
南波志帆さんの「少女ふたたび」がイメージにあってるのかな?と疑問はありましたが
個人的には好きになった歌だったので良かったと思います。
文庫本がヨレヨレっとなってカバーが破れてどっかに行ってしまって、シミまで付いてしまうくらい読み込んだ’’家族八景’’のドラマ化で色々期待と不安の入り混じった感情を必死でおさえながら
1話を見たのですが、見てびっくりしました。葉山レイコさんが期待を裏切らない演技をしていてくれたからです。
あの役は難しいだろうと思っていたのですが、有名女優さんが演じると今までの役のイメージや女優業以外のトーク等のイメージがよぎってしまいそうでどんな女優さんがやるのかと見てみたらまさかの葉山レイコさん。
不思議な女性の役を見事にされていて、派手派手しい押しつけでない控えめな色気もあって感動しました。

葉山レイコさんと言えば学生の頃に雑誌の企画で綺麗なアイドル
(綺麗な女優かもしれませんが)一般的にテレビに出ている芸能人上位3名と美人AV
優上位3名の対決といった感じで比較写真が出ていた事がありその写真を見たのが初めてだったのですが、あまりの美しさに一目でファンになりましたね。

当時のkuma-yomeはPCとといえばゲーム機として使っていたし、まさか周囲の知人男性に「葉山レイコって知ってる?!あの人好きやねんな~。」とはとても言えずにこのドラマで初めて動いている葉山レイコさんを見たのですが、やはりお年を召していらっしゃるので昔のイメージとは全然違いましたが、葉山レイコさんが見れて良かったです。

七瀬ふたたびが何度もドラマや映画化されているのは知っていましたが、何か演技が下手だったり、七瀬って美人の設定じゃあ?!と思ったりして読み込んだ分
「100%気に入った!」という作品には出会えませんでしたが、wikiで調べるとこの「家族八景」の方も何度もテレビ化されていたのですね。

多岐川裕美さんという方が「七瀬ふたたび」でも「家族百景」でも火田七瀬役をやられているのできっと美人の代名詞とされる女優さんだったんでしょう。
堀ちえみさんの火田七瀬役はちょっと微妙な気もしますが、見ていないので実際は上手くやられてたのかもしれませんね