野生クマに捕獲されました。

街っ子が野生クマに捕獲されて振り回されている日常です。

ちょっと長いぞ!!5か?!


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朝起きたらまた枕元にネジが落ちていましたkuma-yomeです。
老熊が留守で一人の時に限って何かが起こるので(近所が大火事で2棟全焼等)椅子やカウンターが崩れないかととっても心配なのですが今の所は大丈夫なようです。
今日は予定外に老熊が数時間帰ってきました。度重なる車中泊やツーリングの疲労からまだ回復していないので殆ど家にこもって寝ていて、部屋がやや散らかり気味でしたが機嫌が良かったお陰で、あまり嫌味を言われずにほっとしました。

軽く仕事の残りをしてシャワーを浴びたら食事をして仮眠と言われたのですが、老熊が
家の中をうろうろしていると突然’’ひゅ~んひゅ~ん’’と家中で鳴り始め「何や!何や!」と余計に激しく家の中をうろうろしだす老熊。

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毎日定時にある町内放送ですら驚くので珍しい光景でもないのですが(良く考えたらこれって地震の音だっけ??)と何度も聞いている音なので怖いとか驚くとかって事はいものの事態が把握できずにぼ~っとしていたら鳴りやんだ瞬間に家が激しく横揺れ。

リビングの42インチテレビと酒瓶、食堂の照明が激しく揺れてじっと立ったままキョロキョロしてしまいました。いざって時は何も出来ないものなんですね。
老熊もあまりの揺れに地震が起こった瞬間は震度5か?!」と言っていましたが時間が長かったもののそこまでの揺れには達する事はなく安心しました。

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スマホも緊急省電力モードが発動です。

今回は鳥取震源との事でしたが東北で地震があった時大阪市内も激しい揺れで近所の人達が全員マンションから飛び出して「何や!何や!」と大騒ぎだったのですが、ここの人達は度胸があるのか誰一人騒ぐ人達がいませんでした。

引っ越したばっかりの頃に駅から自宅までの道で何件か屋根が沈んでいる家や外壁が沈んでいる家を見かけたのですがどちらの家も先月までの間に取り壊しや撤収を済ませて
くれていたので「これで災害が来ても道がふさがれる事が無くて安心。」と話していた直後だっただけに驚きです。

 

やはり土地勘のない場所へ移住して直接の知り合いがいない場合、一人で非難しなければなりませんが、脇道どころか地名すら分からないkuma‐yome。毎日使う道が災害時安全なのか気になりますよね。

一応我が家には老熊のキャンピングカー(ソーラー、ギャレ、トイレ付)があるので家で寝泊まりができなくなった場合はそこまで歩いて老熊の帰宅を待てばなんとかなりますが市役所等への道が安全なのに越したことはありませんからね。

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老熊に捕獲されてから色んな場所に連れて行ってもらいましたが、観光慣れしていない
kuma-yomeが行ってみて楽しかった都道府県の中の一つでもある為とても心配です。

東北の時は全然見た事も聞いた事も無い遠い場所の話しでテレビで映し出されている津波の映像も現実の事だとは思えなくてただ無感情で見ているだけでしたが、観光で行って良い思い出ができて何度も観光に行った場所が崩れている姿というのはとても悲しいものがありますね。

 

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老熊の大好きな梨と海鮮の街鳥取

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車のCMで有名になったべた踏み坂はスマホで撮ってもそれっぽく写ります。
橋の近くにあるファミリーマートではべた踏み坂関連商品だけでなく鳥取のお土産品も買えるので地元のアンテナショップといった感じでした。
老熊はここで買った鬼太郎の絵が描いてある海鮮丼のたれを気に入ってその後のキャラバンでは必ず持って行き、炊き立てごはんにその土地のお刺身を乗せて海鮮丼にして食べていました。

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開湯850年を過ぎている三朝温泉では悪天候や満員の時以外は河原湯に入ります。
直ぐ近くの商店街はとても静かで人が住んでいるのかな?と最初は思ってしまいましたが地元の方がいつも利用されている河原湯は地元の方が気さくに話しかけてくれてたまわりの湯のお得な入り方を教えてくれたりもします。
周囲にはいくつも無料駐車場があり少し遠いですが綺麗な公衆トイレがあって車中泊するのには最高だと思います。無料足湯も至る所にあり、落ち着いた街並みを眺めながら
みなさん笑顔で話しかけてくれます。

食糧は商店街の入り口で野菜や果物を売っているのと小さなコンビニ、お土産屋さんくらいしか気が付かなかったのでいつも昼から車で少し走って食糧を調達したり観光を楽しんでまた夜には無料駐車場に戻って河原湯温泉が空くのを待って入浴。
観光協会横のお土産物屋さんはとても親切で三朝ミストを手にスプレーして体験させてくれたり、タイミングが合えばしいたけ茶などの試飲が自由にできました。

三朝温泉は3日朝を迎えると良いという言い伝えがあるそうですが、中々3日朝を迎える
のは難しいですね。
時々ネットニュースで岡山大学三朝医療センターという所の複合温泉療法というのが取り上げられていたり、住民の人は全国でも癌患者が少ない地域という記事を読んだりしたので
行くまでは読み方どころか漢字すら知らなかったkuma-yomeですが一般的にはかなり有名な土地だったようです。

観光客誘致の為に地元らしさや落ち着きを無くし、騒がしく汚らしい町になってしまった地域と違って、落ち着いてて地元の方言で話すお年寄り達が色々と周辺の観光地等を話して聞かせてくれるのは国内旅行って良いなと感じる瞬間ですね。

kuma-yomeは問診票を記入すると大きな病院であっても必ず驚かれるくらいの癌家系であり注意の必要な病人が多くいる家系でもあります。
老熊も癌3回なので意識して行くというのもありますが、色んな思いのある街になってしまった鳥取が被害の少ない事を祈ります。