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捕獲されてから色々な所へ無理やり連れて行かれるので、「家でゆっくりしたい」と言っても許可される事はありません。自分が行きたいと思ったら相手が疲れてようがお構いなしの老熊。
とりあえず連れて行かれたら目にする物殆ど全てが珍しい物ばかりなので、スマホで写真を撮りまくるのですが、建物を撮ろうとしたら後ろから猛スピードで追い抜いて映り込み窓外の景色を撮ろうとしたら頭が急に動いて映り込み。「ワザとなん?!」と言いたくなる絶妙のタイミングで邪魔をしてくれます。
写真に写るのも好きみたいなので、ちゃんと撮ってあげたりもしてるんですけどね。mont-bellの店先にある熊と野生クマのツーショットとか信楽焼きの狸と野生クマのツーショットとか。たまに拒否されるので置物熊だけ撮ったりもしています。
生まれついての虐めっ子だと思われる老熊は「帰って来たで~。」と言って抱きしめるフリ?!をして右足はしっかりと全体的に踏まれていたり買い物に出かけたら横から体当たりをされて吹っ飛びそうになったり、車中泊に出かけた時「準備できたから中入って良いで。」と言われてスライドドアを開けた瞬間つま先に車のバッテリーが落ちて来たり。道の駅で大絶叫してしまったので、離れた場所で車中泊していた男性が心配そうに「傷薬ならあるんですが大丈夫ですか?」と聞いてくれました。
持つべき物は車中泊仲間?!老熊は怪我をした時の事を考えていないのか?何とかなると思って居るのか?救急箱もカットバンも用意してないですからね。
バッテリーが足に落ちた瞬間「静かにしろ!迷惑やろ?!」って言われましたが痛い物は痛い。車のバッテリーが足の爪の部分に落ちて来たら条件反射で叫んでしまいますよ。
それ以来車中泊でスライドドアを開ける時は立ち位置を助手席ドア前にして手を伸ばしてそっと開けるようになりました。
悪意は無いらしい?!老熊と何でそんなにツイてないかなぁ~。ギャグか?!と言われるくらいツイてないkuma-yomeの関係はまるで「うる星やつら」で幼少期のラムちゃん(老熊)とランちゃん(kuma-yome)、「お願いマイメロディ」のマイメロ(老熊)とクロミ(kuma-yome)みたいな感じ。
ラムちゃんもマイメロも自覚は全く無いんだけど、ランちゃんやクロミを傷つけてたりして身に覚えのない恨みをかってたりするんですよねぇ。
老熊の場合は「絶対他の人が同じ事したり、言ったりしたら嫌われるで?!」と言う位愛され性格なので羨ましいです。
人生やりたい放題。おねだりしたい放題。普通そういう風に過ごしてる人って周囲の人からは半ば諦め半ば呆れ的な感じで接してたりする場合が多いんですが、老熊の場合は「野生クマやしな。」と言う周囲の人達の言葉には諦めや呆れの感情は感じられず、「愛されてる感」がにじみ出ています。
道を歩けばガラの悪い人に殴られたり、体当たりされたり、お尻撫でられたり、怒鳴られたりするkuma-yomeとは大違いなので羨ましい限りです。
老熊を見ていると「幼少期における周囲の人間の接し方がその後の人生におけるポジショニングに大きな影響を与えるんだな。」と実感しますね。
幼少期に周囲から愛され、それを自覚し「何があっても、どんな事があっても守ってくれる人が居る、帰る場所がある。」そういう自信があれば色んな事にチャレンジし易くなるんじゃあないでしょうか?
そして、そういう自信や自覚が態度に現れて周囲の人達から魅力的に映るんじゃないでしょうか?
親兄弟、親族からも愛されていないと思ったら、帰る場所も無い為新たなチャレンジをしようと思っても「万が一何かあったら家賃が、生活費が」と考えてたら必要経費が気になって冒険なんてできないですもんね。
幼少期からの自信と成功、達成感はホント大事だなぁと思います。