野生クマに捕獲されました。

街っ子が野生クマに捕獲されて振り回されている日常です。

英国紅茶の話

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この本は1998年頃にコンビニで買いました。
当時は今のようにSHOPが少ない印象だし、喫茶店に行っても「紅茶」とメニューに書かれていて、全く美味しさの感じられない「紙パック紅茶」が主。

茶葉を購入しようとしたら百貨店に行くくらいしか思いつかなくって職場の先輩からは「あなたみたいな人が行ったら百貨店が相手してくれないでしょ?’’当店ではお客様にふさわしい商品はございません’’って」と嫌味を言われたりしつつ紅茶だけを目指して出かけていました。

kuma-yomeが行く百貨店って格式ばった所というよりも「ファミリー向け」っぽい地下食料品売り場の一角がフードコートっぽい感じになっているような所ばかりなので非常識な服装や態度をしない限りは丁寧に接してくれて心が癒されていたものでしたね。

夜勤が多かったので百貨店の開いている時間に行く暇が中々できなくって茶葉は「癒されたい」特別な時のみ飲んでいたので、その反動からか知識を求めるようになってしまい様々な紅茶本を購入。お金を貯めて資格を取ろうかと真剣に考えたりもしましたが、残念ながらお金が貯まる前に資格講座が「大阪、東京」から「東京」のみになってしまって幻と消えてしまいました。

英国紅茶の歴史や英国文学と紅茶等一般的な紅茶本と違って美味しい入れ方や茶葉の種類等に重点を置いていなくってとても楽しい気分になりました。

英国人=上品なイメージだったのに、受け皿から紅茶を飲む文化もあったと知って驚きましたが、冷ます為と知って上品、下品という問題ではなく合理的なんだと感心し、それだけ日常生活で普通に飲まれているんですね。

英国文学と紅茶の項目ではまだ読んだ事の無い本も「読んでみたい」と感じられ色んな知識への広がりを感じられる本でした。