野生クマに捕獲されました。

街っ子が野生クマに捕獲されて振り回されている日常です。

いつものお店のカツ丼

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朝道の駅を出発してkuma-yomeの地元市へ向かいます。途中山のてっぺんにテーマパーク?!のような物が見えたので身を乗り出して見ていると「あれ、テレビ電波塔やで?」と言われました。大阪のテレビはここの電波を受信しているから見れるらしいんですが、大阪市内に住んでいた時にワンセグ受信設定をしたら二箇所出て来て「どっちを選んだら良いのか」分からず悩んだ事があったので話すと「大阪は普通生駒山やで?1個しか受信せんはずやで。」と言われてしまいました。

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テレビ電波塔というのを中々見る機会が無いので、必死で写真を撮ろうと頑張っていたのですが中々撮れず長時間頑張っていると「あれは遊園地やで?!」と言われてしまいショックでした。テレビ電波塔がいつの間にか遊園地の遊具とすり替わってしまっていたようです。

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「検診の予約時間に間に合わ無いかも」と言われてしまいソワソワしている所にゴリラが迷走を始めました。ずっと前ですが車中泊で移動中に「但馬空港」一周コースを指示された事があり、素直に従った所「はばたん」の置物と「飛行機のオブジェ」が屋外にあって写真撮影を楽しんだ事があったんですが、今日はそんな精神的余裕はありません。間に合うかどうか落ち着きません。


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何かはるか前方で「大きく揺れる物体を発見」何だか楽しそうな落ちてきそうで怖いような複雑な心境でしたが、老熊に知らせると「あれ楽そうで良いな〜。あの中で運転する真似してるんちゃうかお前。」ジェスチャー付きで笑われてしまいました。

昔から「運転できる女の人ってかっこいいなぁ」と思っていたので動く車の中でハンドル握って楽しんでいる姿を思わず想像してしまいました。

 


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何だか巨大な白い物体が近づいて来ると思ったら「白うさぎ」でした。
一種の「飛び出し坊や」的なアレ でしょうか?ずっと前に奈良の山奥っぽい所を走っていた時に「天女」のような飛び出し坊やを見た事があったのですが、そこ以外にその飛び出し坊やを見た事が無くどこだったのかも覚えていないのでいまだに写真に撮る事ができていません。
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途中で見かけた高速っぽい物の造りかけ。老熊曰く、「ずっとこのまま止まってる気がする。重機とかも無さそうに見えるし。」という事でしたが、一台だけチラッと重機っぽい物が見えたので工事が止まっているように見えて以外と進んでいるのかもしれませんね。
「開通までの時間がかかると橋脚が痛んだりとかして補修しながらつなげる工事になったりしないのかな?」と世間知らずなので少し心配になりました。

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途中の道で何だか謎の物体がぶら下がって見えたので写真に撮って見てみるとミイラ男?!っぽい物でした。さすがの老熊もこれを見て地震で落ちて来たら怖いな。」と言っていました。


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無事検診の予約時間に間に合い、いつものお店でお持ち帰り。
ここは10年くらい通っているお店なのですが、ぶっかけうどんが良く冷えていてしっかりとした歯ごたえなのと値段が安いのでお気に入りです。

カツ丼は並で490円なんですが、普段外食といえば大盛りのkuma-yomeがここのカツ丼だと並で十分なので結構ボリュームがあります。並の次が特盛で結構高いんですが、カツもご飯も大盛りになるので地元のサラリーマンが注文している姿はよく見ます。
以前老熊に持って帰ったら「多過ぎて食べきらんわ。並で十分や。」と言われてしまいました。お店のお姉ちゃんに顔を覚えられているらしくって「カツ丼」を注文すると必ず「お持ち帰りですね。」と言われてしまいます。

ここのお店で一番嬉しい事はタイミングを計るのが上手い事で、最近のお店って結構良い加減なのでお持ち帰りを注文するとお店で食べる料理と一緒に出されてしまって持って帰る前に冷めてしまう事が多いのでがっかりします。

kuma-yome が若い頃はそういうのって当たり前だったんですけどねぇ。子供と一緒に食べに言って注文した時も、昔だと「お子様メニュー」が先に来て少し間を置いてから大人の注文したのが来てました。それは長い時間子供を待たせるとグズってお母さんが落ち着か無いし、子供に食べさせながら自分も食るとなると自分の料理が冷めてしまったり、子供が火傷をしたり料理をこぼしてしまったりするリスクを回避する為でもありましたが、最近のお店は大人だけのグループと同様子供連れのグループであっても同時に料理を出している様です。

今の市に引っ越してそれを知ったのですが、kuma-yomeが案じていた通り同時料理提供のせいでお母さんが目を離した一瞬のスキに1歳くらいの子がうどんの器をひっくり返してしまって手に汁がかかってしまって大泣きしてしまい、お母さんがコップを子供の腕にあてて冷やしていたものの泣き止まず諦めて自分の食事をしてしまってました。

お店の人はというと腕を押さえて大泣きしている1歳の子供に目をやる事も無く従業員同士の雑談に夢中で客席までうるさく響いています。

子供が怪我や病気をするのが耐えられないkuma-yomeはいたたまれなくなってうつ向いてその場を足早に離れてしまいました。

kuma-yomeが若い頃は小さな子供が突然火がついたように泣き出した場合客席に目をやって異変を感じた場合は「大丈夫ですか?」と声をかけて腕を押さえて泣いている姿を目視したら1、2個氷を入れたビニール袋を持って来て「良かったら冷やして下さい。」と手渡した物ですが、最近の飲食店はそういうサービスは無いんでしょうか?去年まで住んでいた移住に失敗した市にいた時もファーストフード店でカウンターの目の前で2、3歳の子供さんが突然嘔吐されて(量は大した事なかったんですが)吐いてしまった事に対してショックな様子でお母さんは下の子の乗ったベビーカーを少し離した場所に止めて吐いた子につきっきりだったのに店員さんは接客をしていないのに、その光景をじっと見下ろすだけで声をかけようとも掃除をしようともしませんでした。

見かねたkuma-yomeが代わりに片付けて、お母さんに子供さんから目を離さ無い様にお願いをしました。お母さんは、びっくりして遠慮をされていましたが言葉も喋れ無い子を離れた場所に止めたベビーカーに乗せたまま目を話すのは危険だし、吐いた事にびっくりしてショックを受けてる子供に声をかけて励まさ無いで片付けをしていたら、そのお母さんの姿を見て悪い事をした気分になったら可哀想ですよね。

最近は無関心な人が多いのか、想像力が足り無いのかもっと小さい存在や弱い存在に対して理解や労わりを持ってあげたら良いのにと悲しくなってしまいます。

そんなkuma-yomeを見て老熊は「田舎ってそんなもんやで。どんだけムカ ついた事があるか。客を客と思ってない。お前はもうサービス業で働くのは無理やな」と言われました。

経験があって真面目に接客業やサービス業をやろうとすれば一人だけ浮いてしまうし、辛い思いをしてしまうのは目に見えてるから違う職種で働く様にと言われても外食すら悲しい光景を見てしまっていたたまれなくなるので、地元で馴染みのお店に行く以外は外食を諦めて必要最低限の買い物だけにとどめた生活にした方が良いのかな?と最近感じ始めました。

この馴染みのお店は仕事一筋がんこ親父っぽい厨房のお爺ちゃんも、かなり高齢なお婆ちゃんも20代くらいの若いお姉ちゃんも、そういった心遣いができる人達の集まりなのでkuma-yomeに対しても他のお客さんに対しても辛い思いを見たり感じたりしなくって良いのが最高ですね。

お値段も安くってボリュームありますし。
田舎はちょっと物価が高すぎてお腹いっぱい食べられませんしね。久しぶりにいつものお店でお持ち帰りしてお腹いっぱい満足になったkuma-yomeでした。