野生クマに捕獲されました。

街っ子が野生クマに捕獲されて振り回されている日常です。

どたばた九州車中泊~ふくの湯が見えるスーパー~(6月26日)その27

 家族風呂の利用時間がたっぷり余ったので扇風機をかけてテレビを見てぼーっと足を伸ばす時間が持てたので疲れが随分取れた気分でスッキリしました。

これで手の甲や指に広がっている慢性蕁麻疹も治ってくれると良いのですが、疲れや接触性の問題だけでは無さそうなので治るかどうか少し不安ですが、とりあえず温泉後は落ち着いてくれました。

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最初に到着した時から1時間半も経ってようやく本来の目的地であったスーパーの駐車場へ到着。今度は屋上駐車場に止めたので「ふくの湯」が良く見えます。

最初温泉がある事も知らずにスーパー目当てで立ち寄った筈だったのに途中の道路にある看板だけでなく駐車場から見える看板のお陰で最高の立ち寄り温泉を知る事ができてラッキーでした。

やっぱりある程度のPRは必要ですよね。

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 スーパーへ入って直ぐからお買い得商品が続々で最初は買い物予定では無かった「栄養ドリンク」を安さにつられて買ったり、普通の日用品を買ってしまいそうになりそうな気持ちを押さえつつ売り場を奥へ進みます。

老熊お得意のお刺身コーナーへ行くと「あおな刺身」の文字が。あおな?青菜を間違って打ったとか?と思ってしまい思わず写真を撮ったのですが、海釣りを昔よくやっていたという魚名に詳しい老熊に聞こうにも、どんどん先に進んでしまって聞く暇がありません。

仕方無く帰宅後に調べてみたら「あおな」では出て来なくって「あおな刺身」で検索すると、九州の料理人さんのブログにたどり着き「アオナ(アオハタ、キハタ)のさばき方」という記事を発見。

九州では「アオナ」と呼ばれるのが一般的なんだそうです。
最近は何でも標準語化されていてどこへ行っても同じ表記をされている事が多いのですが、AEON系スーパーなのに地元の表記になっているのは良いですね。どこへ行っても標準語だったり一般的な表記に変更したりしていたら、ワザワザ旅行する意味なんて殆ど無いですし。

その地方にしか無い食べ物やその地方にしかない表記があったりするから「旅行に来た感」があるのに、どこへ行っても標準語で一般的な表記だったら「有名観光地だけ見てサッと帰るか」ってなってしまいそう。

kuma-yomeは片方の親が代々大阪市内で親戚も大阪市内だったので比較的濃い大阪市内弁なわけですが、20歳くらいから大阪市内で大阪弁が通じなくなってしまい「どこの子?徳島の子」と言われた事もあるし、「変な言葉!今時大阪弁なんて!」と東京弁を話せないkuma-yomeがバカにされる事も多かったですしね。

別に親が地方から移住して来たから「あんたも大阪弁しゃべりや」とは無理に言いませんし、就職や進学で「大阪に来んやから絶対喋れるようになりや」とも思わないし全く興味も無いけれど大阪市内で大阪弁喋らなどこで喋るねんという怒りはいつもありましたね。

捕獲生活が始まってから大阪府民の方と話す機会も増えて来ましたが、発音の違いにびっくりしたり「発音間違いを指摘」されたりはありますが、こちらからは何も言いません。

ネイティブな関西弁を話せる老熊でさえkuma-yomeが作業中にフト思い出して話しかけてしまうと「は?聞こえへん!分からん!」と言われてしまい「声が聞こえてなんかな?」と思って何度言い直しても「何言ってるか分からんねん!」と言われてしまいそこで初めて「発音が分からない」のだと気が付きました。

元々大阪市内以外の関西人としか殆ど話した事の無かった老熊なので古い大阪市内弁の発音は分からないらしいです。
以前お年寄りが話してる言葉が聞き取れなかった時に「あれは松鶴みたいな話し方やったわ。大阪市内弁ちゃうか?」と言っていたので、古い大阪市内弁は発音が分かり難いっぽいです。

最近はテレビ等で関西弁を無理やり使う台詞などが多様されていて「あれが大阪弁」と勘違いされる事が多いのですが、関西弁っぽい新しい言語を話しているとしか(単語的に)認識できないのですが、大阪弁=下品で乱暴、早口なんてムチャクチャな事言われるとちょっとショックですね。

関東の人等関西弁に馴染みの無い方と話すと「大阪人じゃないみたい」「大阪人のイメージじゃない」と良く言われますが、大阪市内から殆ど出た事の無かったkuma-yomeは血統的にも育ち的にも紛れもない大阪人なんですけどね。

高校を卒業した時に「大阪弁なんてかっこ悪い」と親が地方から来た大阪育ちの同級生達に散々言われましたが、どう治そうにも大阪弁しか喋れないので「合コン」的なのに行ってもバカにされるポジションでした。

今はそれからずいぶん経ってますが、やっぱり東京弁を話せないとバカにされたりするんでしょうかね。kuma-yomeは捕獲生活が始まってからというもの「地元のお爺ちゃん、お婆ちゃん」と交流する機会が多く「この地域はこう発音するんだな」とか「こういう単語なんだな」と勉強させて貰ってます。

やっぱり旅行へ行ったら地元の方言で話しかけられた方が温かみがあってホッとするしテレビをつけた時に見た事の無いキャラが出ていたり、知らない単語があったりすると「最高の旅行気分」になって支払ったお金以上の満足感があります。

なので車中泊は有名観光地というよりも「マニアには有名」路線を選んで訪れます。kuma-yomeが子供の頃から行きたかった「トンカラリン」は県内の方でも知らない方が結構居たスポットでしたしね。

これからも「ここでしか味わえない」「ここだけの表現」を求めて車中泊を楽しんで行きたいと思います。