野生クマに捕獲されました。

街っ子が野生クマに捕獲されて振り回されている日常です。

楽しめるのか?!北海道ツーリング その4〜出航前にドタバタ〜(8月4日)

乗船時間が何度も変更されて退屈なのでバイク停車位置のすぐ脇にあるコンクリートブロックに腰掛けて次々と来るバイクを見ていました。

f:id:kuma-yome:20171024190431j:plain

しばらくすると警備員さんがバイクの下をのぞきこみながら「同乗者さん?」と聞いて来るので返事をすると「え〜同乗者さん発見。」と無線で言われてしまい、今から急いで乗船するように言われました。

老熊が警備員さんにチケットが合ってるか確認して貰って不安な中一人で乗船口へ向かいます。

今日はフェリーに乗る緊張感からか朝5時に目が覚めて、何度寝ようとしても直ぐに目が覚めてしまい心臓が痛んだので、あまり負担がかかる事はしたくなかったのですが、やや早歩きで不安気にエスカレーターへ向かいます。

チケット確認のおっちゃんが「やれやれコイツかよ」的な顔で睨んでいたので、心臓が痛くなったのを我慢しながら震える手でチケットを出すとピーピーとエラー音。何度やってもエラーなので、おじさんが確認すると「これ帰りのだね。今日のは?」というので「運転手さんがバイクの所に居て持ってます。」と言うと「取って来て。」と非情な一言。遠くではバイクのエンジン音が聞こえています。万が一老熊が乗り込んでいたらチケットを受け取るのは困難。ますます不安感がこみ上げてきます。

戻るエスカレーターの上で、シャットダウン寸前のAndroidを使っい老熊に電話をして「チケットが違うって!今から戻るから探してて!」と悲痛な叫び。

もうこの時点で頭の中は帰りたい気持ちでいっぱいでした。でも免許が無いし、お金も持って無いしで帰るに帰れません。

チケットをチェックする場所へ行くだけでも動悸と胸の痛みが酷かったのにトンボ帰りなので老熊の所へ行った時には話をするのもキツイ状態。

目立つ場所にヘルプマークを付けているのに、敦賀港のフェリー乗り場にはエレベーターが無いのか、案内をして貰えず冷ややかな目で見つめられながら、足を引きずり胸を押さえてのエスカレーターと通路の移動2往復はカナリの拷問。

足と心臓の痛みに耐え、激しい動悸をこらえながら2回目のチケットチェックはOKが出ました。

 

f:id:kuma-yome:20171024190457j:plain

「チケットチェックが終わったら慌てんでええ!」と老熊に指示されていたので、チケットチェックが終わった後は少し立ち止まって深呼吸してから通路を歩きます。

港到着後にAndroidのバッテリーが無くなり持ち運んで居たコード全てで充電できなくなっていたので、老熊が持たせてくれた一眼レフで通路を撮影。

普段は「垂直が立ってる」とお褒めの言葉を頂kuma-yomeですが、動悸と足の痛みでフラフラな為写真が傾いていても気にせず撮影します。

少しは気分転換しないとますます動悸がひどくなりますしね。

予定では23時乗船の筈でしたが、この時既に23時50分を超えています。他の同乗者さんや車やバイク無しで乗る人と出会わなかったのでとっても不安な待ち時間から乗船までの時間でしたが、「同乗者一名発見!」と言われるまで老熊と一緒に居られたのは本当心強かったです。

 

 

 

良かったらぽちっとお願いします。


にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


にほんブログ村