野生クマに捕獲されました。

街っ子が野生クマに捕獲されて振り回されている日常です。

ごえんミーティングへGO!~その18 身体障害者のみの割引温泉~(9月24日)

ミーティングの後、近くにある立ち寄り温泉へ寄り道する事になりました。
パッと見うっかり行き過ぎてしまいそうな感じでしたが、入り口の左側に大きな宿泊施設があったので、町の方から来たら分かり易かったと思います。

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あの日本家屋が温泉の関連施設?!と思ったら違うようで、立派な建物が駐車場入り口正面に見えます。
とってものんびりした感じの施設で、券売機のお金を回収する時一人で作業をしているし、機械を開けてお金の入った袋を手に持ってるのに従業員の人と立ち話をしたりしています。

施設に入って直ぐトイレへ行きましたが、やや狭いものの結構綺麗で設備が良いのに安心しました。
男女両方のトイレ入り口には洗濯機と乾燥機がそれぞれ一台ずつ設置されていてkuma-yomeの故郷よりは安い設定だったので、思わず車から洗濯物を持って来て洗ってしまいました。

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老熊が先にお風呂へ行って、その間に洗濯をしました。
ここのお風呂って不思議な事に「身体障碍者のみ割引」なんですよね。大体障害者割引がある場合は「全部の障害の方に対しての割引なのになんでやねんやろう?」と不思議だったんですが、お風呂へ向かって歩き始めて納得しました。

めちゃくちゃ遠いです。
温泉こちら看板へ向かって歩き始めると、いきなりベンチがあって不思議だったんですが、歩いても歩いても中々お風呂の入り口には辿り着きません。
しかも歩いている間、小学生くらいの子供が通りかかった以外は誰にも会わないので段々不安になって来ます。

ミーティング会場の長くて急な斜面の道のりをトイレ頑張って2日間歩いた身としては「もう歩きたくない」ってのが正直な所なんですが、動悸と息切れに耐えながらなんとか歩きました。

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1分経ったけどまだまだ続く通路。
疲れからちょっと写真もブレブレですね。

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途中で見かけた和む飾り。
折り紙の飾りって置いてあると心が和むんですが、毎日埃をキチンと取らないとボロボロになっちゃうのでキチンと埃を取って、古くなったら新しいのにしないとだらしない感満載なので、こういう飾りがある所はキチンとした方が居る証拠。

そう思ってます。

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入口から2分後こちらにも折り紙があります。
kuma-yome子供の頃折り紙が大好きだったんですけどね、眼科の先生に目が悪くなるからと細かい作業を禁止されたので、途中でやらなくなりました。

やらなくなると作り方なんですっかり忘れてしまうもので、子供が保育園なんかで折り紙にハマった時期は困りました。
教えて欲しいと言われてもやり方を完全に忘れちゃってましたしね。
細かい作業を禁止って言われても、中学、高校と編み物が流行っていたのでクリスマスプレゼントはセーターが良いな。何て良く言われたので仕方なく毎年作ったりした為目がめちゃくちゃ悪くなりましたね。

結局「セーターが欲しい」なんていう人は貰う事に意味があるんであって、セーター自体に価値を見出してないので一度も着ないんですよね。
「流行のセーターを作ってもらった俺」っていうのに酔いしれたいだけっていう迷惑なお話し。

セーターなんて今も昔も買った方が安いんですよね。
小柄な人でも毛糸が10数玉必要なので、まともなセーターを作ろうと思えば一玉500円以上は必要。kuma-yomeの当時のお相手さんは贅沢な方だったので、着もしないのに手触りが良いのが欲しい的な感じだったので、そうなると一玉1000円ちょいのになります。

それ+数か月かけて編むわけですから忙しいやらお金がかかるやらで大変。
勿論学校の勉強や部活、社会人の頃なら仕事なんかもあるので大変で仕方ない。

でも一度も袖を通す事なく押し入れの中。
こちらへのプレゼントは超安物だったので最悪だったのを思い出します。

 

 

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入口から4分後ようやく暖簾前に到着。
こりゃあ身体の障害の人は大変やわ。と思って中に入りましたが、暖簾の中に入ってからも大変でした。
ロッカーがいっぱい並んだ場所へ到着したものの、浴室が見当たらないし誰もいないし、ロッカーの間隔もやや狭い。

キョロキョロして辺りを確認すると階段を発見。
階段の途中にドライヤーの場所等があり、更に下へ降りるとそこには壁一面に脱衣かごの入った棚と浴室の入り口。
トイレも水を飲む機械も全てこの地下?!にありました。「フロントから浴室までの距離がこんなに遠いって知ってたら来んかったのにな。」と若干後悔してしまいました。

浴室の中は結構いい設備で「打たせ湯」とか知ってるけどまだお目にかかった事が無いタイプの設備が色々とあって結構楽しめそうな感じですが。

kuma-yomeは浴室へ来るまでの間に体力を消耗してしまっていたので、色々楽しむ余裕はありませんでした。

入浴後暖簾を出たら目の前に老熊が待っていたので、休憩する事なく戻りましたが、暖簾を出て直ぐの場所に和室があって休憩ができるようになっていました。

設備は至れり尽くせりなんですが、老熊と一緒にお風呂へ向かっていたらキット中々先へ進まなくって退屈させてたかも知れませんね。