野生クマに捕獲されました。

街っ子が野生クマに捕獲されて振り回されている日常です。

年明け早々緊急入院

普段一人で留守番をする事が多いkuma-yome。
正月明けに老熊が返って来たので数日前には張り切って「京都王将」へ連れて行って貰って大はしゃぎでした。

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王将のセットってお店によって内容や取り扱ってるセットの数が違ってたりするので、お店へ行く楽しみにもなっているのですが、ここのお店はkuma-yomeの大好物が一度に食べられる夢のようなセットがあったので、これを注文して貰って餃子を少し分けてもらいました。

とっても贅沢気分で夢のような一日。
今住んでいる市にはファーストフードとかチェーン店とかが殆ど無くって、飲食店や食料品店は1年くらいで次々と閉店してしまうような、車が無い人間には過酷な地域。

老熊が居る時は車で色んなものを食べに連れて行って貰ったり、買いに行ったりします。

ホント王将を食べに行った日まではとっても元気だったんですけどね。
寒さが体にこたえたのかたまたまなのか遠くのスーパーへ買い物に連れて行って貰って家に戻ったら激しい腹痛。

老熊が暖かい料理を作ってくれるというので、野菜切りをするように言われていたのですが、急に激しい腹痛に襲われて廊下で四つん這いになってしまいました。

「ちょっと無理。」と一言声をかけてから布団へ入りました。
最初は少し休んだら治るだろうと思ってたんですね。

実はkuma-yomeって子供の頃から謎の激しい腹痛を数年置きに経験していて、激しい腹痛で脂汗を大量に流しながら声も発せずに座り込み、治るまでじっとしているのが常でした。

なので今回も「きっとそうだろう。」くらいに思っていたので、お腹痛いのが治ったら野菜を切ると約束し布団に入りましたが、全く良くなりません。

年末から調子が悪くって泌尿器科へ行っていたので「この薬を飲んだら便秘になりますから、酷かったりしたら外来予定日より前に来てくださいね。」と言われていたので、きっと便秘のせいで痛いのかな?と勝手に判断。

老熊も出番とばかりに「お腹マッサージ」をしてくれます。
そのおかげで直ぐに便秘解消したので、老熊と二人「これで治るな」的に考えていたのですが、しばらくすると最初とは比べ物にならないくらいの激しい激痛。

両手でお腹をかかえながら、文字通り這うようにしてトイレへ行きました。
あまりの激痛にそのままフリーズ。
痛過ぎてお腹に力も入らないし、立ち上がる余力も残っていません。
トイレで一人呻き声をあげながら「アカン、アカン・・・」と呪文のように呟き数分後何とか立ち上がって老熊が代わりに切ってくれた野菜の入ったなべ焼きうどんを食べる事に。

老熊は大食いな方だと思うんですが、一度に食べられる人ではないので一緒に食事をする時はいつも「ほら、どんどん食えよ。」と沢山勧めて来ます。

お腹の痛みがマシになったダケで消えた訳ではないkuma-yomeは、あまり食欲が沸かず、若干お腹の重さも感じていたので「あんまり要らん。」

と言ったにも関わらず次々と器に入れられるので、最終的には強めに拒否をしました。

その後もお腹が痛くなって這うようにトイレへ行っては数分出られなくなるのを繰り返し、とうとうお腹をこわしてしまいました。

「お腹痛いんやから普通やろう。」と思ってそんなに気にして無かったんですけどね。段々と「色がおかしい気がする。」と思ってたらお腹こわしてるのが治ったのに激しい腹痛はおさまらず、とうとう下血してしまいました。

普段超ビビりで「大人の癖にうるさい!」とお爺ちゃん先生に怒られた事もあるkuma-yomeですが、子供の頃から体が弱く病院慣れしているお陰で「次も下血したら写真撮ろう」とトイレを出た後に老熊へ報告。

老熊は癌3回もやった人なので、冷静に「熱はあるか?吐き気はするか?」等色々聞いて来て「大腸癌では無さそうやな。」と分析。

自分の大腸癌発見秘話のような物も聞かせてくれました。
とりあえず翌朝病院へ連れて行って貰う事にして、老熊は病院をiPhoneで検索。kuma-yomeは薬や洗面用具等入院にとりあえず必要な物を普段持ち歩いてるリュックにまとめて準備。

朝になるのを待つといっても激しい腹痛と下血は中々治らず、マシになった状態でも1時間に1,2回は下血してました。

朝になって車で病院へ連れて行って貰いましたが、混んでいるので昼になるだろうとの事。
kuma-yomeの主治医によるとここは「病院枯渇地域」らしいので、人口がそんなに多くない市だといっても混んでしまうんでしょうね。

とりあえず待っている間にスマホでネットニュースを見ながら気を紛らわせたり、老熊に話しかけたりしたんですが、やっぱり1時間に何度もトイレへ行って下血してました。

お年寄りが異様に多いのでトイレへ行く度に、女子トイレの入り口をふさいで立ってるお爺ちゃんが中へ向かって怒鳴ってる事が2,3回。個室に入った途端にドアを激しくゆすられたり、鍵をしないでじっとしてるお婆ちゃんと遭遇する事3,4回。

あまりの恐怖にトイレへ行くのを我慢していたら腹痛が激しくなってダウン。
結局お昼までに5回の下血があり、ソファーに寝込んでしまいました。

たまたま通りかかった看護婦さんが声をかけてくれたので、事情を話すと直ぐに順番が回って来ました。

細かい状況を話し、下血の写真をandroidで見せると「今日入院できる?」と聞かれてしまい、そのまま入院。

老熊の予想通りだったので慌てずにすみましたが、うっかり血液検査の結果表を持って来るのを忘れてしまってました。心電図の結果表はちゃんと持って出て来たんですけどね。

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実はkuma-yomeってあんまり入院した事が無いんですが、地元の病院以外で入院した事がありませんでした。
老熊は出張中に緊急手術になったり、色々あったりで色んな都道府県の病院に入院した事があるので、どこへ行ってもどっしりしてるんですけどね。

外来も20年ちょっと同じ病院へ通っているので、引っ越してからというもの困ってばかり。

あんまり大きな病院では無い感じだったんですが、病棟へ案内してくれた看護婦さんが「結構広いので迷子になりますよ。」と言って笑っていました。

とりあえず絶食と水分禁止になり、点滴をしながら落ち着くのを待って検査をするらしいです。

老熊は「老熊さんは慣れてるから良く分かってると思いますけど、検査します。」と話が盛り上がってます。

薬品の名前まで飛び出したりして何だか楽しそうに見えるのは気のせい?!
恐らく感染性のものでは無いとしながらも、検査結果が出るまでは個室対応という事なので、先生の許可を貰って老熊が泊まってくれる事になりました。

こういう時ってサラリーマンじゃあないのは良いですよね。
普通だと急に休みを取るのも難しいのに、「嫁さんが入院したので付き添いの為休みます。」なんて言い難いし休め無さそうですしね。

ちょうど仕事が休みの期間だったので、シュラフや自分用のお泊りセットを取りに一度帰宅。

絶食と水分禁止が効いて来たようでお腹の痛みもマシになり、老熊が置いて行ってくれたモバイルルーターでアプリゲームをして気を紛らわせていました。

 

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時々LINEで連絡を取り合ったりしながら、最近の血液検査の結果を持って来るよう先生に言われたので、検査結果の保管場所を伝えているといきなり不吉な感じで買ったばっかりの根付がちぎれてしまいました。

 

 

kuma-yome.hatenablog.com

 

黒は「厄除け」の色だと書いてあったんで、わざわざ7月23日に高山へ行った時に買ったんですけどね。まさかこんなに早くちぎれるとは思いませんでした。

あまりの不吉な予感に恐怖を覚えつつ、老熊が戻って来るのをひたすら待ちわびてしまいました。

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