老熊は時間的に余裕がある場合は我が故郷大阪市へ寄ってくれます。
kuma-yomeは信じられないくらい地理に疎い部類の人間らしく、普通のルートなのか異様に大回りしているのか全く分かりませんが、周囲の人に言うと「めちゃくちゃ遠回り!」と驚かれる場合もあります。
老熊は色んな地方の人と交流があって、色んな地方の方言も詳しいので色んな人と直ぐに打ち解けたりするので羨ましい人種ですが、大阪市とはあまり交流が無かったようで「なんやそれ!大阪市だけやろ!」的な風に言われる事が時々あります。
例えばこういう風景。
(撮影場所は忘れましたが、大阪市内もしくは境界線辺り)
kuma-yome的には別に何ともない町の風景なんですが、若い頃に地方から移住して来たママ友さんに「あんな事したら街路樹の意味が無いですよね。」と言われて「なるほどー」と感じたものでした。
さすがに、ここまでバッサリ潔く切ってるのは少ないですけれどね。
一番多いパターンがこういう枝バッサリ系。
何度か枝を刈り取る場面に出くわした事がありますが、物凄いっぱい刈り取ってて小さなトラック数台で運んでいました。
移住先探しをしてから同じ場面に出くわした事がありましたが、刈り取る量がめちゃくちゃ少ないので、一台しか出動してなくって回収されてる枝もホンのちょっとでした。
昔聞いた話によると(木の名前は忘れましたが)大阪市の街中に植えられている木は葉っぱの成長が早い種類の物らしく、電線や道路標識の邪魔になるから潔くバッサリ刈るんだと言われました。
「それだったら最初から葉っぱの少ない種類や大きくなり難い種類にすれば良いのに。」とごもっともな意見。
ずっと同じ場所に住んでいて同じ景色ばかりを見ていると、全く疑問に思わないような事でさえ「移住して来た人から見ると変なんだ。」と教えられます。
最近田舎生活が始まってから「虫を見た事が無い」と言うと決まって「虫くらいどこにでもいる!」と叱られる事が多く「いい年してかわい子ぶりっ子してるんだ」という目で見られる事が多々ありますが、このような街の状況を見てもそう言い切れるのか疑問です。
大阪市の全てがこういう訳ではありませんが、kuma-yomeが住んでいたエリアは何処もこんな感じでしたし。
うちの子供は登校時にセミの死骸が落ちていると、パニックになって家に引き返して来るくらいの虫嫌い。死骸が落ちている季節は必ず傘をさして登校してましたしね。それくらい虫がいないんです。
kuma-yomeは今の市に住んでから「セミの鳴き声で頭が痛い」
「鳴き声がうるさ過ぎて窓際で会話ができない」というのを始めて体験しました。
外出する時は帽子をかぶるかタオルを頭に乗せないと何が落ちて来るか分からなくってオチオチ歩けませんしね。
虫や鳥を見ながら季節感のある草花に囲まれた生活をしている方はそれを大切にして感謝の気持ちを忘れないで欲しいと思います。
kuma-yomeはホンの数年前までそういう事とは無縁で生活してましたから、毎日新鮮でもあり恐怖でもありますし。
のんびりと故郷の街並みを堪能して自宅方面へ向かったんですが、どうやら陸運局?(ナンバープレート貰う所)の時間がギリギリになってしまったようです。
老熊が先に窓口へ走って受付を済ませてから、のんびりと車を降ります。待ってる間暇なので建物内を散策していたら、「オリンピックバージョンナンバープレート」というのがあるらしく、見本として窓口にかけられていたのを写真で撮っていたら、超冷たい目つきでお姉ちゃんに睨まれました。
その直後に男の人が「チラシはいかがですか?」と超営業マンスマイルでチラシをサッと手渡してくれて色々説明してくれましたが、めちゃくちゃ高いですね。老熊にチラシを見せたら横目でチラッと見ただけで書類入れにしまわれてしまいました。
電飾ナンバープレートの値段が一番衝撃的だったので、これから車のナンバープレートを見る目が変わりそうです。
うろうろしていると「てんけんくん」というゆるキャラを見つけたんですが、最高の笑顔をしているのに目が泳いでるので、人見知りなのかな?と思ってしまったり。
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