一泊車中泊は罵声から始まりました。
最初予定していた車中泊先を向かっている途中で突然変更した老熊。
本人が運転するだけなのでそれは別に良いんですが、晩御飯を買うお店も変更。
本当は駐車場がちゃんとあるお店へ行って、お店の中へ老熊が入って買う予定だったのに、突然車をお店の前へ止めて「買ってこい。」と言われたんですが、何を買うのかも決めていなかったのでアプリ内のメニューやクーポンを見せて選んで貰いました。
でもそこは歩道脇に高い柵が延々と続いていて歩道へ行けないんですよ。なのに足の悪いkuma-yomeに柵を乗り越えて行けという感じの態度。
お店の中は結構狭いのにあふれんばかりの人が並んでいました。
順番を待つ間サイドメニューの打ち合わせをLINEでしていたんですが、順番が来た時に突然のオーダー変更の指示。
後ろに居た人に先を譲るも不信な顔をされてしまうし、順番が来てkuma-yomeの後ろに誰もいなくなってもまだLINEでの指示は続きます。
オーダーを何とか終えてホッとしたのもつかの間、お金を払う時になって若干の変更。お店の人に睨まれながらなんとか変更させてもらいお金を払う時に目の前にあった500円札を使ったら店員さんが少し笑顔になって「旧札ですね。」
と言ったんですが、老熊にそれを話すと大激怒「今すぐ引き返すから取り返してこい。」と言われました。
使ってはいけないお札だったらしいんですが、「普通使ってはいけないお札は封筒に入れて財布に入れるか、使っていい札と違う場所に入れる。」とkuma-yomeが主張しても全く通じませんでした。
kuma-yomeは使ってはいけないお札は自宅の決められた場所に保管してあるし、財布に入れる時は使って良いお札とは明らかに違う場所に入れておくかや無負えず同じ場所に入れる場合はチケット類を入れる封筒に入れて別にしておくのが当たり前だと思っていたので、財布を開けて目の前にあったお札を使って怒られるとは思いもよりませんでした。
他のお札は1万円札ばっかりだし、お店では小さいお金がある時にワザワザ1万円札を出すのは非礼だと思っているので500円札を使ったんですが、老熊には全く通じず「絶対取りに行きたくない!」というkuma-yomeの叫びは中々理解されませんでした。
店員目線では結構ウザいと思いますよ。
狭い店内の行列に並んでいるのに順番が回って来ても注文が決まってないし、
他のお客さんが帰った後最後の一人になってやっと注文すると思ったらギリギリでまた変更。
やっと帰ってホッとしたと思ったら「お札を取り換えてくれ」なんて言い出したら店員さんめっちゃ睨んで来ますよ。
老熊的精神だと「2度と行けへん店やから関係ない。」と思うんでしょうが日々穏やかに人との摩擦をなるべく避けたいkuma-yomeには大きなストレスとなります。
車が走っている間「いつあの店の前に着くんやろう。」と恐怖に震えながらどんどん道が進んで行きました。
頭の中が恐怖で一杯の中やっとたどり着いたのはスーパーの駐車場。
そこはワリと高級住宅街で知られていると認知している地域なので右折をさせない為にワザワザ専用の折り返し場がありました。
色んな場所へ車中泊に行ってますが、こういう場所があるスーパーは他に見た事が無いので「流石高級住宅街」と感心してしまいました。
中に入ると「本日のチラシ」が綺麗に折りたたんで専用カゴの中に入っていました。kuma-yomeが今住んでいる地域ではその時のチラシはどこにも置いていません。
地元のスーパーでは大抵入り口を入って直ぐにあるメーカーキャンペーン葉書等が置いてある所に半分くらいに折ったチラシが一緒に置いてあったりするので、チラシ商品の買い忘れがないかどうか最終チェックをしながら買い物をしたり、朝忙しくってチラシ商品のチェックができずに仕事帰りに寄った時なんかに重宝しましたし、エレベーターの中に貼ってあったりもしたので、乗っている短い間でさえチェックができたんですけど、今住んでいる場所はエレベーター内にチラシは貼って無いし、レジの人が見る分しか貼って無かったりするお店が多いので、いつも売り場の片隅でスマホでチェックしています。
それでも電波の通りが悪かったりするのでチラシの読み込みが遅かったり、全く開けなかったりするのでチラシが置いてくれてあるのは助かりますね。
山の中にソーラーパネルと家とブルーシートが見える風景。
車が乗れる人は生活する場所がこんな山の中でも関係ないんでしょうが、乗れない年齢になった時とか急病の時はこまりそうですよね。
kuma-yomeは自然に詳しくないので、こういう風景を見ると自然災害とかめっちゃくちゃ心配で仕方がないし、「何かあった時食料調達に困りそうだな。」と思ってしまいます。
老熊が少し前にガソリンスタンドで貰って来たというティッシュ。
2セット貰ったらしく1セットは家にも置いてくれたんですが、大事に置いてあります。
それを老熊は「そうそう、車用のティッシュ無かったんやったわ。」といった感じで、いきなりバリっと開けてしまいました。
その姿は家にあるキティーちゃんの目覚まし時計とうり二つ。
あまりのソックリさに少し悲しくなりました。
kuma-yomeは電子音が苦手で心臓を悪くする前から心臓に悪いと感じていたので「おしゃべり目覚まし」を若い頃から愛用しています。
「おしゃべり目覚まし」って結構探すのが大変で、現在で3代目になりますが、その貴重な「おしゃべり目覚まし」を台の上にちゃんと置いていたにも関わらず「何か置いてあるやんけ。邪魔やな。」と言って叩き落としてしまい、ちょうどこのティッシュと同じ場所に痣のような黒い傷がついてしまいました。
自分が叩き落した目覚ましをみた老熊は拾う事もせず「何か落ちたぞ。」と笑ってるだけでしたが、それをつい先日「何かこれ汚い傷あるな。」と言われた哀れな目覚まし時計。
あの老熊によって叩き落された哀れな目覚まし時計の傷の位置とティッシュのキティちゃんのぱっくり割れた場所が同じなんて・・・
偶然の一致に一人しんみりとしてしまいました。
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