野生クマに捕獲されました。

街っ子が野生クマに捕獲されて振り回されている日常です。

さよなら市営交通~天満橋編~(3月26日)

 用事が終わってとりあえずバスが良く通る場所へ移動。
カメラの設定は地下鉄内での撮影用の数値しか聞いていないので、日暮れが来る前に撮影を終えなければなりません。

丁度今仕事が忙しい時期でもあって前日も翌日も早朝からの仕事の為、疲れないで効率よく撮れる場所を探します。

大阪市内南部で生まれ育ったkuma-yomeはミナミ派なので、梅田は殆ど分かりません。
梅田が分かる人なら梅田のバスターミナルでバスを待ち受けて撮影なんでしょうが、梅田って何となくしか分からないので迷子になる事も多く同じ店へ行くなら距離的に近いのが梅田だったとしても難波に行った方が迷子にならないので早いという位梅田がさっぱり。

kuma-yomeの行動範囲で駅出て直ぐでバスが大量に走る場所と言えばここしか思い浮かびませんでした。

難波のバスターミナルは暗いしそこまで行く時間的余裕はありませんからね。

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駅を出た途端に何やらうるさい声が聞こえました。
見た事の無いバスで外国人の方が多く乗っておられたので新しい観光資源的な物だと思われます。

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天満橋と言えば「造幣局桜の通り抜け」なのですが、この時はまだ開催されていません。
大阪市内南部でチマチマ生活していたkuma-yomeがここの土地勘があるのも「造幣局桜の通り抜け」と「天神祭り」のお陰なんですけど、この辺りへ立ち寄る用事がある時にしか「造幣局桜の通り抜け」へは行った事がないのでオリンピック以上に間隔を開けて行っている感じです。

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バス停が固まっている場所やバスの待機所へ向かう途中で見事に桜が咲いていたので、思わずご機嫌で写真を撮っていました。

 

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天満橋と言えば水上バスが有名なんですが、kuma-yomeは一度も乗った事がありません。
渡し舟や他の小さい舟なら何度も乗った事があるんですけどね。
こんな天気の良い日は舟に乗るととっても気持ちが良いので、大阪市内へ観光へ来られた方には是非お勧めしたいです。

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バス正面の市章はもうずいぶん前に取り外されてしまって、布で覆われてしまっているのは半ば頃のニュースで見て知っていたので、後輪付近にある「大阪市交通局」の文字を狙って撮影。

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大阪市と言えばこのバス停。
地方ではポールに丸い板が張り付けられたダケのような簡素な感じの物しか見た事が無いのですが、kuma-yomeは高校生くらいの頃からこのバス停で慣れ親しんでいたので、地方へ移住するととっても不便でした。

今は全くバスが接近していないので分からないんですが、今バスがどの辺りを走っているのかという事がこのバス停で一目瞭然です。

バスって渋滞等で遅れる事が多いので、これを見ると「今〇個先のバス停にいる(バス停を出た)」という事が分かり、バスを待つべきか待たずに別の路線バスや地下鉄を目指した方が早いのかが判断できて時間的にも精神的にも余裕が生まれます。

バスが自分のいるバス停に近づくと「のりば5」と書いてある部分が点滅するので、バス停へ向かって歩いている人もバスが見えてから急いで走るのではなくバスがまだ見えない段階でバスの接近を知る事ができるので、猛スピードで走る必要はなく、急ぎ足くらいで間に合ったりします。

高校くらいの頃に導入されたシステムと言えば、バスの料金支払い機もとっても便利で、1000円や5000円札しか持って無い時でも料金支払い機へ入れるとそのままバス料金の支払いができます。地下鉄への乗り継ぎを行う時や、複数人分の支払いをしたい時は運転手さんにその事を告げなければいけませんが、スムーズに降車ができます。

でも地方へ行くといまだに丁度の金額を用意して乗らなくてはいけないらしく、乗ってる間に料金が変動していくにも関わらず、両替をしてから支払わなくてはなりません。

それでもお札は使え無かったりするので、バス停周辺どころか住宅街近辺にもお金をくずす商店の無い状況で大量の小銭を自宅で貯金していなくてはいけませんでした。最近はICカードがあるんですが、ごく最近までは各地域のICカードしか使え無かったので、住む場所が変わる度に新たなICカードを持つ必要もありとっても不便でした。

回数カードはというと鉄道もバスも購入した金額分のみの使用しかできず、全くお得感が無いうえに、お得な分を買おうとすると10回分の料金で11回分の乗車が出来る物が11枚切符で出てくるので、財布の中に切符が沢山あって邪魔だし分厚いし無くしそうだしでとっても不便でした。

大阪市の場合はバスの料金箱が便利なだけでなく、数年前からは駅の券売機で定期券の(更新)購入ができる物も登場していてとっても便利。

今はやっているかどうか分かりませんが、昔は定期券を購入する時に新規だったり、購入ルートに定期券の販売所が無い場合は交通費を返してくれました。

回数カードは大人3000円分購入で3300円分、子供&特別割引1500円分購入で1650円が利用できます。なので大阪市内に住んでいる時はICカードを持った事はありませんでした。

ICカードは残高が改札機を通る一瞬に表示される以外は定期的に残額確認を専用機でしないと分からないのに、チャージが駅構内でしかできずしかも最低運賃が無いと改札を通れないので、インターホンを押して駅員さんを改札の所まで呼んでお金を渡さないとチャージできないのでとっても不便。

地方へ住んでそれまで当たり前だった大阪市営交通の快適過ぎる環境が普通ではないと知ったんですが、こんな便利なシステムを他地域が採用しないのかとっても不思議です。

大阪市って色々と独自システムみたいなのが多くって老熊に捕獲されてから地方へ移住候補地へ住んだり、車中泊やバス&電車旅行へ行った時にとっても困ってしまいました。

大阪市営交通が民営化されるという話し数年前からでていましたが、まさか現実に起こるとは思えなかったので、後数日になって改めてサービスの低下等の不安が大きくなってきました。

老熊からは「バスと電車の乗り継ぎ割引なんか普通あれへんから無くなるやろう」と言われたりするのですが、「そんなん無くなったら交通弱者はどうなるん?」と心配になります。

今は大阪市を遠く離れて田舎住まいなんですが、ちゃんとした病院が殆ど無いので検査や検診等は相変わらず大阪市だし、老熊が居ない時は自力で買い物に行ける場所がないので、帰省のついでに大阪市でやっているので他人事とは思えません。

住んでいた頃は自転車で移動していたような距離でもバスや地下鉄を使わないといけませんので、どうなってしまうのかとても気になります。

住んでいる場所は遠く離れていても、やっぱり故郷は故郷。
生まれ育った我が愛すべき田舎。
他人からどう思われようと何と言われようと、自分の故郷を否定する人は心が健やかにはなり難いんじゃあないかと思ってしまうくらい故郷って人にとっては大切な物だと思います。

大きく変化しようとしている大阪市
今ある姿をありのまま愛していたいと改めて思いました。

 

沢山写真を撮影しましたがROWに赤い点が入っていた為、老熊の好みで写真を選んで貰いPhotoshopで治して貰った物だけをアップしました。

 

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