実家には車があったので遠出をする時はだいたい車で出かけていましたが、買い物等のちょいのりには全く車を使っていなかったので、いざ出かける時に「バッテリーがあがってる」という事が時々あって、駐車場で誰かが来るのを待ってコードをつないで貰ったりした事がありました。
車が無くっても生活に困らないというか逆に不便って印象だったので、実家を出てからは地下鉄、バスでの移動が殆どでごくまれにタクシーを使う程度だった為、老熊に捕獲されるまでは車にあまり乗る事はありませんでした。
老熊はミニバンっていう種類の車ばっかりに乗るので、天井が低いタイプの車では無い為乗り降りで頭をぶつけたり膝に負担がかかる事が無くってとっても楽でした。
2か所の手すりを持ってゆっくり降りたり体を引っ張ったりできますしね。
代車の中は色々と不思議な感じの物がいっぱいで、ドリンクホルダーが車内に付いていたり普段物を置いていた場所が斜めになっていて全く物が置けなかったりハンドルの向こうのメーターっぽいのがデジタル感があって光りまくってたりするのでキョロキョロしまくりです。
天井が低い車なので乗り降りする時に頭をぶつけないよう気を付けるのも疲れるし、座る時も椅子が低すぎるので膝に負担がかかるのと、腰が疲れます。
そして一番不思議だったのが、この運転席と助手席の間の空間。
何にもなくって物が置けるくらいのスペースがあるのでビックリして「ここってガチャチャってする奴なかった？」と老熊に聞くと「いつの時代や」と言われてしまいました。
捕獲生活が始まってから修理に出てる車で4台見たけど運転席と助手席の間って何かなかったかな？と悩んでしまいました。
子供の頃は父親が左手を忙しそうに動かしているのをじっと見て、法則的な物が分かるのかも？と思って考えていた頃もありましたが結局分からないままでした。
特に車に興味があるという訳ではないので見ているようでちっともみていないんでしょうね。
