野生クマに捕獲されました。

街っ子が野生クマに捕獲されて振り回されている日常です。

6月18日の地震状況

6月18日大阪府北部で最大震度6弱と言う大きな地震が来ました。
この日は帰省日だったのでいつもなら出かける用意をしている所なのにここ数日ノンストップで来客やらご訪問やらがあって疲労感マックスの為寝過ごしている状況。

kuma-yomeはいつも電子音の目覚ましや激しい音で起こされると「心臓に悪い」と感じてしまうタイプ(心臓が悪くなる前から)でしかも体を揺り起こされたりなんかすると体がフラフラして起きた後に中々治りません。

子供の頃は地震乗り物酔いのような状況になりましたしね。

今回は目が覚めかけていたのか体に負担がかかる事も無く直ぐに目が覚めて体調不良になる事もありませんでした。

地震直後に隣のベッドで寝ていた老熊が猛ダッシュで飛び起きてkuma-yomeの体の方へ来たのでとっさに腕に捕まったら思いっきりはたかれ呆然としているとkuma-yomeの体の上を通過してタンス上に置いてあった液晶テレビを押さえてました。

「マジで?!」と思いましたが地震がおさまった後で老熊に話を聞くと「思いっきりテレビが揺れてるのが見えたんや」との事でした。テレビ大好きっ子な老熊なのでテレビを死守するのは仕方無いかなと思います。

全ての部屋に大小さまざまなREGZAが置いてあって車の中にもREGZAが置いてあるんですから。

f:id:kuma-yome:20180619191928j:plain

落ち着いてから各部屋の状況を確認して回ると結構色んな物が倒れています。
我が家はシッカリと自然乾燥してから食器をなおすんですが、1日以上かかってしまうので、2日前に来た来客時の食器がシンク横の水切りカゴに入ったままだったので殆ど空だった為倒れた無いか気になりましたが10数年前に買ったコーナンオリジナルは耐えてくれました。

自分で組み立てた愛着のある家具なんですが、引っ越し回数が多過ぎて足元の化粧合板がめくれてきていて「買い替えかなー」なんて思ってましたが見事に耐えてくれホッとしました。

とはいっても揺れた方向が食器棚の横方向だった為大丈夫だったダケなのかもしれません。

f:id:kuma-yome:20180619190631j:plain

水が止まったり濁ったりしないうちに急いで残りの洗い物を洗って清潔な布きんの上に上向きに置いて行こうと思ったらガスが出ません。

「あれ?!」と思って少しの間思考停止。
ややあって阪神淡路大震災後の大阪ガスCMを思い出しました。
地震が来るとガスが自動的に止まるメーターになったので周辺がガス臭く無いか確認の後にメーターにある復旧ボタンを押して自分で復旧するようにってやってた記憶が。

20年以上前に見たCMなので細かい内容は覚えてませんが大体そんな感じなので落ち着いて周囲の状況が分かってから復旧させようと水で食器を洗う物の中々汚れが落ちない。

 

とりあえず水の確保に励みます。
紅茶や緑茶を1L紅茶を1Lお湯を1L弱準備しお風呂のお湯は半分よりやや多いくらいまで貯めます。

阪神淡路大震災の時、お風呂の残り湯が1/3位に減ってしまったと当時のテレビでやっていたので沢山入れ過ぎても無駄になってしまっては資源の無駄になってしまいますしね。

 

f:id:kuma-yome:20180619190639j:plain

老熊が長年愛用していた巨大食器棚(高級品らしい)は老朽化と引っ越し回数の多さから扉の磁石が一つないにも関わらず、どっしりと立っていました。

ボーンチャイナのティーカップ2つは傷防止の為に大きめの眼鏡拭きをソーサーの上に乗せてからカップを置いてあったのが滑り止めになったのか全く動いていませんでした。

100均のコーヒーカップと但馬焼のコーヒーカップは何もせずにそのままソーサーの上に置いていたせいか若干右にズレています。

f:id:kuma-yome:20180619190651j:plain

巨大食器棚の方は色々倒れていましたが慌てて撮影した為ブレブレで「何ビビってるねん」状態だったのでアップはできませんが、ボーンチャイナのケーキ皿の後ろに置いてあった茶碗蒸しのフタが前まで飛んで来て見事な着地をキメてくれています。

ボーンチャイナのケーキ皿はこれ一枚しかないので我が家では貴重な皿の一つな為「良く割れなかったな」と感心しました。

f:id:kuma-yome:20180628225356j:plain

3客あった湯飲み。
後ろに置いてあった2客がスライディングするような恰好で倒れてしまっていたので手前に置いてあった1客が食器棚の扉と棚板の間に挟まっていました。

それに気が付かず扉を普通に開けたら勢いよく床に飛んで来て割れてしまいまったので我が家の被害はこの湯飲みのみです。

 

f:id:kuma-yome:20180619190712j:plain

部屋の中を一通り見て回って何とか洗い物も片付け終わった後遅めの朝ご飯を食べてベランダへ出るとタイヤがズレてる。老熊に言うとずれている事を確認してビックリした様子でしたが元へ戻そうとはしません。

阪神淡路大震災の後大阪市内の分譲マンションではベランダに物を置きっぱなしする事を禁止されたとかで来客が多い家の方が「冬はベランダにビールケースを置いて冷やしていたのに不便」とおっしゃっていたくらい大きな地震の際は落下物への配慮が必要なんですけどね。

「もどせへんの?」と言うと「もどしといて」という返事。
本人曰く有事の際は眠くなる体質なんだとか。

結構パニくり易い性格なんですが、普段から緊急車両24時とか昭和の大事件&災害特番等のドキュメンタリーや再現物を見ているお陰で色んな対処法が頭に残っていて助かりました。

とりあえず水が濁ったり止まったりする前に水の確保と新なご飯を炊いておき、洗濯もすませます。(炊飯器に残っていたご飯はお握りにしてリビングへ)

阪神淡路大震災の時は水道が止まって玄関直ぐ前のガス管が損傷した事もあり電気を使えませんでしたし、ガスの匂いが建物を迂回してベランダからも匂って来ていたので頭痛も激しかったのにガス会社が中々来てくれず、来ても「漏れてませんね。」という対応。

確かに部屋の中では漏れていませんでしたが、ベランダや玄関周辺では気持ち悪くなるくらいガス臭い匂いが当時はしていました。

いくらそれを訴えても信じてもらえず体調が限界になったら近所へ避難して治ったら戻ってくるのを繰り返しているとご近所さん達も騒ぎだして大阪ガスからちゃんとした車が来て検査した結果、玄関前のガス管が損傷していてそこから漏れている事が判明。

ガス臭いからと自主的に洗濯機等の電化製品を使わなくって良かったとホッと胸を撫でおろした記憶があります。

老熊は登山用ヘルメットがありますがkuma-yomeは持っていないのでフルフェイスじゃあないヘルメットを避難用に渡されました。

荷造りを自分のリュック(デイバッグ系)に入れていると大きな登山ザックを出して来てくれました。

沢山入る高級メーカーのザックらしいのですが、地震直後からあまり詰め込み過ぎるといざ避難する時に食料等が詰め込めなくなると困るし大きいからと調子に乗って入れ過ぎて担げないとバカらしいので半分くらいだけ入れて巨大バーカウンターの下へ。

阪神淡路大震災の時はこたつテーブルが真っ二つに割れたと当時の報道でありましたので避難道具は超分厚い一枚板のカウンターの下が安全ですね。

 

 

良かったらぽちっとお願いします。


にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


にほんブログ村