kuma-yomeが子供の頃遠足の定番で高校へ行って他の区の子達と一緒に学ぶ事になった時もみんな行ってた場所だし、kuma-yomeの子供達も遠足に行ってたので普通に有名だと思っている石舞台。
一般的知名度はどうなのか気になります。
奈良のお土産といえば「鹿のふん」のイメージなんですが石舞台で売っているのは「のび~る墳」と「クリッ墳」初めて見ましたが、中々考えさせられるネーミングです。
木造のボロっとした感じの建物で入場料を払うんですが、kuma-yomeの前を歩いていたオバちゃん軍団が「えー入場料取るの?!帰ろか!」と言っているのを見てビックリしました。
観光地だし観光客が見学し易いように整備もされているので「入場料は取るだろうな」と思っていたのですが、目の前でオバちゃんが引き返していたので「そんなに高いん?!」と思っていたら結構安くてビックリしました。
ちなみに入り口の料金表には書かれていませんでしたが、障害者割引もあるので良心的な料金設定だと思うんですけどね。
階段の上り下りが結構大変なkuma-yomeにはちょっとハードな階段がいきなり目の前に現れました。
小さい子とか足の悪い人はんかはどうするんでしょうね。
どこかに回り道があるのかどうかちょっと分からなかったのでゆっくり通りました。
石舞台ってお墓だっていう説もあるらしい場所だからか神棚を思い出される物が置いてありました。
でもここってベンチが無いので若いパパママが子供と一緒に見学に来てこの岩に腰かけていたのでビックリです。
子供をこういう所に連れて来る時はポーズとして連れて来るんじゃあなくってちゃんと歴史的な事を予習してから来たり入り口で貰ったパンフレットに目を通してから見学を始めて欲しいなと思いました。
石舞台のHPでは石舞台古墳と書いてありますし、国内最大級の方墳となっているので若いパパママとその子達は「自分家のお墓じゃないし疲れたから座っちゃおー」的な行為をしたのと同じなんですよね。
どこの誰のお墓か分からなくっても、古びていて無縁仏かも知れないお墓であってもお墓である以上腰をかけてはいけないと思います。
エジプトのピラミッドも盗掘や調査の為王や王妃の石棺は取り出されていますが、ちゃんとお墓として大切にされていますしね。
これだけの巨石を運ばせるくらいの人なので古代の有力者である事は間違いありません。
最近は〇〇女子なんて言葉が流行っているので戦国武将のお墓何かも人気らしいですが、そういった人よりもはるかに権力のある凄い人のお墓に腰を掛けるなんて日本文化の消滅も近いのかと悲しくなりますね。
隣国が古い文化を大切にせず伝統等が消えうせ日本の伝統文化が外国でもてはやされると「それはわが国の文化だ」と言っているニュースが時折目にしますが、日本もそのうちそうなってしまうのでしょうか。
受験の為の教科書丸暗記的な勉強だけでなく歴史や伝統等に対する思いも躾と同じように当たり前の事として伝えて行って欲しいと思います。
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