野生クマに捕獲されました。

街っ子が野生クマに捕獲されて振り回されている日常です。

お子様限定って書いてますが?!(市営地下鉄フェスティバル)

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いよいよ大阪市営地下鉄フェスティバル会場です。
実はkuma-yomeは鉄道の日かなにかで一般公開されていた「市電保存館」にしか行った事が無くって「緑木検車場」は初めて来ました。

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電車のイベントへ行ったり、様々な電車や機関車、SLの写真を撮ったりするのが好きですが、いわゆるオタクでは無くってただ単なる「ファン」です。
並んでいる機器や部品を見ても殆ど何が何だか分かりませんが目をキラキラさせながら写真を撮っています。ATC位は分かりますけど、大阪市負の遺産ビルを思い出すので頭が多少ややこしくなりますけど。

ATCの周りには「列車無線&アンテナ」や「アルカリ蓄電池 電車用のバッテリー関電注意!」等があり一つずつ覗き込んだり写真を撮ったりしながら順番に進んで行くとテーブルの上に何やら部品のような物があり作業着姿の職員さんが2名立っておられました。

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それがこれなんですが、この部品の横には「お子様用(先着順) ご自由にお持ち帰りください。」と貼り紙が。
またもや覗き込んで見ていると「これは排水コックです。コンプレッサーというのが電車にありまして~」と丁寧に分かり易く説明してくれ、「良かったらこれどうぞお持ち帰りください。」と手に取って見せてくれました。

こういうイベントでは「先着順の物は子供達に譲ってあげよう」といつも思っているので、「子供じゃあないですけど良いんですか?!」と思わず聞いてしまいました。職員さんは笑顔で「良いですよ。こちらの方が先頭と後ろの2両にしかついていないのでレアですよ。」と教えてくれたので(せっかくならレアな方を)と思って一つ頂こうとしたら「良かったらもう一つ」と2つもくれました。

その時老熊は少し先に行っていて一人に見えただろうし、お昼に行ったので「開催時間はまだまだあるのに2個も大人が貰って大丈夫かな?」と思いつつ満面の笑みで「小さい時からずっと地下鉄のお世話になってます。地下鉄も市バスも大好きで、会社勤めをしていた頃は全線定期を持ってました。いつもありがとうございます。」とちょっと業務の妨害じゃないか?ぐらいの勢いで普段言えない数十年分のお礼を言わせていただきました。

職員さんは「いえいえ、そう言って頂けると。」と何度も頭を下げて下さったので他から見ると「何やってるんだろう?!」って思われたかもしれませんが、kuma-yomeの人生は市営交通と共にあったと言っても良いくらい密着していて、「薄っすらと記憶に残る田舎の電車」だと思っていたのが実は中央線の天保山駅行きだったりするくらいです。

物心ついた時からお出かけの記憶にはいつも市営地下鉄や市営バスがあり、公共交通機関でのマナーは市バスの職員さんに躾けて貰いました。「座っててね。」「じっとしてないと危ないよ。」車内アナウンスでは「バスの乗り降りの際は、車のすぐ前や後ろを通過する事は非常に危険です。~」という感じで流れていたので子供心に「何で危ないんやろ?!でも、バスの人が言うから近寄らないようにしよう。」と思っていました。

 

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奥へ進むと丁度谷町線が吊り上げられていました。国鉄大好きな老熊は最初国鉄色無いんか?俺地下鉄はどうでもいいし、保存車しか興味ない。」と言っていたのにこれを見た時は「丁度良い時に来たな。」と笑っていました。

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あちらこちらで長堀鶴見緑地線のホーン?の音や御堂筋線等で使われているホーンの音が何度も聞こえて来てうずうずしてしまいます。

老熊は山道とかだと一杯歩くのに、人混みは大嫌いという変わった体質?!で街中やショッピングモール、イベントでは全く歩く気がありません。逆にkuma-yomeは平地なのでそういう所はスイスイ歩きます。

今日は生憎の土砂降りで「電車と綱引き」が中止になり、殆どのイベント場所をスルーしなければなりませんでした。風も無く気温も暖かかったので小さい傘を持って行ってしまってリュックに雨水が浸みてしまい、背中まで濡れてしまったのが大変でした。

足は「10cm位の水なら平気」なトレッキングシューズだったので冷たいとか冷えたとかは無いのですが、膝も腕もびっしょり濡れてしまいました。
老熊も大きな体に反して小さすぎる傘を持って来ていたので体が濡れてしまい、「お前の傘のんが大きいんちゃうんか?」というなり傘を交換してしまいました。分かってて黙ってた訳では無くって、老熊に交換されてさしてみて初めてkuma-yomeの傘の方が大きい事に気が付いたんです。

いつも車の大きさでも「あれ大きいんちゃう?!」と言っては「全然大きく無い。」と毎回言われているので目先のイメージや錯視に騙され易いと知っているのでキレられる事も無く安心です。分かってたらもっとはやく渡したんですけどねぇ。老熊も濡れてから気が付いたみたいですし、kuma-yomeの方が大きいと言っても混雑で壊れたり、忘れたりしても良いやつという理由で小さ目のどうでも良いやつを持って来ていたので大して変わらないんですけどね。

「こんなん中止にせなアカンやろ!来週に変更やろ!」と何度も言っていましたが「にゃんばろう駅」から場内移動列車に乗った時は少し機嫌が良くなっていたように思います。

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たまたま乗った車両に作業服姿の職員さんがいて他の人に色々説明していていました。パンタグラフ無いんですか~。」と感心して聞いているお母さんがいたのですが、kuma-yomeは鉄オタ(国鉄)の老熊から先にその説明を聞いていたので、「ああ、知らなくっても普通なんだ。」と思って聞いていました。

途中「今日の綱引き用に待機していた車両です。生憎の雨で中止になりましたが、どこが普通の四つ橋線と違うのかじっくり見て下さいね。」と言われましたがゆっくりと動いている場内移動列車からじっくりと見たものの結局分かりませんでした。

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「このトンネルは北加賀屋駅へ向かう通路ですよ。」とみんなに聞こえるように説明していたので思わず「何で地下鉄やのに四つ橋線だけたまに濡れてるんかと思ったら外から来てるからやねんなぁ。」と思わずつぶやくと、他2つの車庫は完全地下にあるので雨にぬれる事はないと教えてくれました。「都島駅も濡れてませんよね?あそこから出るって事はあそこにも車庫があるんですよね?」と聞くと「車庫は大日なので途中で渇いてしまうのかも知れませんね。」と言われました。てっきり都島発があるのであそこに車庫があると思っていたkuma-yomeは何故都島発や都島止めがあるのか聞きたかったのに老熊が専門用語っぽいのを使いながら「ああ、あそこは単なる〇〇なんですね。」と先に納得してしまって結局何でなのか分からず終いでした。

でもフェスティバル駅に着いた時、運転席手前でモップを持った作業服姿の職員さんが2,3人いて挨拶をしてくれたのでなんだか申し訳無くなってしまい、降り口の階段下で出迎えてくれたイベントユニホームを着た女性職員さんやスーツ姿の男性職員さんにも一人一人頭を下げてご挨拶させて頂きました。

この多くの職員さんの中の誰かが毎日みんなの安全の為に電車や線路を保守点検してくれてる人が居るんだなぁ。と思うと数十年分の言え無かったお礼を言うチャンスはもう無いかもしれないとお一人ずつ頭を下げずにはいられません。

大国町御堂筋線を待っていたら反対方向の御堂筋線で飛び込みがあり、瞬時に放送を流してくれたので目の前に来た四つ橋線に乗って仕事に遅刻する事も無かったし、中央線で人身事故で止まった時も放送が迅速だったので保育所に早めに連絡ができて心配をかけずに済み、復旧も早くて帰宅難民にならずに済みました。

田舎の人が車社会で車が無いと生活できないと良く聞きますが、kuma-yomeが住んでいた頃の大阪市内は地下鉄の駅が最寄駅じゃない物件は安いという位賃貸の第一条件になる程生活に密着していました。

新しくできた地下鉄今里筋線以外は大体の路線図は頭に入っているので連絡通路の所要時間も含めた、効率のいい乗り換えが今でもできますしね。

大阪姿勢交通のみなさま今日は素敵なイベントをありがとうございました。数十年無事に怪我も無く、重大な遅延も無快適に利用させていただきありがとうございました。今は田舎に移住してしまったので月に1,2度程度しか利用できませんがこれからも素晴らしい運営をよろしくお願いします。