kuma-yomeはブランドにはあまりこだわりませんが、形やデザインはとってもこだわります。
紅茶を真剣に考え始めたのは今から20年ちょっと前になるんですが、最初は紅茶本なんかを色々買っては、その通りの淹れ方をしたり好みの味ではないのに「これが高級品の味かー。」なんて無理して飲んだりしていました。
紅茶本の中にはティーカップやポット等の写真が載っているのもあり「このメーカーのは好きな感じ」等と思ったりもしましたが、実際同じ商品が売ってる事は無く(業界向け商品だったりした為)色んなお店を回ったものの当時はコーヒーですら豆で買う人は少ない時代に紅茶用品を見つけるのは困難でした。
捕獲生活が始まってからはヤフオク好きの老熊に少し影響されて、暇を見つけては検索するようになり、好みにバッチリあったティーカップを激安で落札してもらえました。
女性が出品者の場合はバックスタンプが撮影されていなかったり、撮影されていてもピンボケ過ぎて文字が全く読めない状況だったりするんですが、珍しくシッカリと撮影されていたので素材を確認して入札する事ができました。
リサイクルショップでもメーカー名は値札に書いてあるんですが、素材までは書いていないし、バックスタンプの部分を隠して置いてあるのでぼったくり値段なのかどうか判断しようがなく中々買えずにいましたが、デザインだけでなく素材もお気に入りの一品です。
これがそのお気に入りのティーカップのバックスタンプなんですが「見た事ないメーカーのバックスタンプだな」と思っていたらニットウロイヤルという会社らしいのですが、ググって見るとノリタケのwikiに誘導されます。
どうやら今のノリタケになるまでに吸収されたり合併されたりした会社のうちの一つのようでした。
値打ちがあるのかどうかは不明ですが、出品者の方はとても大切にしていたらしくお店でもここまで厳重に梱包せんよなってぐらい厳重に梱包されていました。
しかも使用感のある傷は全くなく新品かと思うような超美品。
kuma-yomeのティーカップに求める条件である「金や銀を使っていない」「ゴテゴテ成金風の派手は柄ではない」「何歳でも使える柄である」の3つともをクリアした商品だったので入札して貰ったダケだったんですが、ノリタケはお皿を2種類ほど持っているので「何だか縁を感じるな」と思ってしまいました。
数年前に老熊とツーリングでたまたま行った、お城の見える公園でバザーがあって何気なく手に取ったお皿が「ノリタケっぽい柄やなー」と思ってバックスタンプを見たら「ノリタケ」の文字があったので思わず買ってしまったお皿。
売ってるおばちゃんは「これ4枚しかなくってセットにならないから一枚100円」と言っていたので、ノリタケのお皿だという事を知っていたのかどうかは不明。
老熊は友人と飲み食いするのが好きみたいなので「お客さんが来た時用に」と思って買ったんですが老熊には当時「客なんか来るか?!」的な反応でしたが、このお皿を買ってから数年後ちょくちょくお客さんが来て飲み会をするようになったのでとっても役に立ってくれているお皿です。
「お客さんが来た時用に」との思いが通じたのかも知れませんね。
このお皿の入手経路や年代は全く不明なんですが、老熊がずっと持っていたお皿。
絵柄が良くあるノリタケっぽい青いのではなかったので、バックスタンプを見るまではノリタケだという事を全く知りませんでした。
何時頃から使っているのかすら不明という事なので使用感がハンパなくって絵柄薄くなってきているようにも見えます。
古いノリタケの食器は「オールドノリタケ」と呼ばれているらしく、バックスタンプの一覧を掲載しているブロガーさんも居られますが「これに間違いない!」と思うくらい100%同じ絵柄をまだ見つけられていないのでひょっとしたら家にある食器は偽物?!なのかもしれませんが、洗い物をしている時にたまたまバックスタンプをじっくり見て検索したらノンブランドだと思っていた食器がノリタケ食器だった(かも知れない)ニットーロイヤルだと分かって素材だけではなくメーカーにも少し興味がわいてしまいました。
これからは素材の確認の為だけでなくバックスタンプのデザイン変化にも気を付けて観察してみたいと思います。
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