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本州に入ってしばらくして「牛丼食べたい」と言い出した老熊。
kuma-yomeは牛丼好きじゃあないんですけどね。嫌だと言っても勿論却下です。
国道沿いの道には牛丼屋どころか飲食店すら無い状況が続き、ややイラっとした感が
漂ってきました。
こちらも空腹と疲労でギブアップ寸前だったので、ようやく見えて来たセルフうどんのお店に喜んだのですが、「うどんはコストパフォーマンスが悪い！直ぐお腹減る。」と
の事で却下。
ようやく見つけた「吉野家」にご機嫌な様子だったので良く来ているのかと思ったら
以前食べたのは何年振りか分からない位随分前だそうです。
kuma-yomeは何年も前に販売中止になった「鳥丼」が好きで「吉野家」に行った事が
ありますが、それが無くなってからは全く行ってませんでした。
「吉野家」に限らず、牛丼の味が何となく好きになれないんですよねぇ。
なのでメニューを見て牛丼以外にも色々とある事を知り喜んだのですが、
老熊はいつも通り次々とダメ出しして来るのでしかたなく「豚丼」にしました。
今日の宿は道の駅ソレーネ周南です。
コンビニっぽいやや大き目のお店があり、入口側はコンビニ風で奥半分はお土産物屋さんといった感じでした。
店の入り口には大量の花の苗や植木がありまるで花畑を歩いているような華やかで
良い匂いがしていました。
車中泊旅行が多い老熊の影響で泊まる場所は殆どがSAか道の駅なのですが、
ここの道の駅は今まで行った道の駅には無かった’’傘の水分とり機’’がありました。
トイレの中も綺麗で設備も良く、パウダールームの場所に洗面台がありとても使い易かったですね。
朝SAや道の駅のトイレに行くと歯を磨いている姿を見るのですが歯磨きスペースのある
SAのトイレは男子しかまだ見た事がありません。
いつもトイレに近く臭いの気になる不衛生な洗面台で歯を磨いたり顔をあらったりするのが嫌いだったのですが、ここならトイレとやや離れていて不衛生感が気になりません
道の駅周辺を軽く散歩して「トイレ行ってくる。」と言って入口に向かうと老熊が入ろうとするので「ちょっ！ここ女！」と叫ぶと笑いながら男子の方へ行きました。
(その後もう一度間違えてたしたが)
普段老熊は間違えそうになる事が皆無なので長距離運転で疲れが溜まったのかそろそろ
認知症が始まりつつあるのか謎な瞬間でした。
kuma-yomeは良く男子トイレに間違って入ろうとしてしまう人なんですが間違えて
中まで入ったのは一度しかありません。
おじさんって冷静ですよねぇ。
間違えて洗面台の手前まで行くとおじさんが手を洗っていたのですが鏡越しに目があっても全く動じません。まるで置物でもあるかのようにスルーしてくれます。
以前とあるSAでどこからどう見ても20代後半の男性にしか見えない人がkuma-yomeのすぐ前にトイレに入ってしまって、ちょっと気持ち悪かったのですがkuma-yomeは
トイレが我慢できなかったので、その人が個室に入ったのを確認してから離れた場所の個室に入った事がありました。
その時洗面台の前で話し込んでいた20代くらいの若い女性達が顔をひきつらせながら
慌てて外に出て行ったので男に見えたのはkuma-yomeだけでは無かったようです。
その男性？に見える人の特徴（ベリーショートの黒髪に大きな丸い輪のイヤリングと
薄手のTシャツにジーンズ姿で胸は全く無し）を老熊に話すと
「そんなん男でも簡単に真似できるやんアカンで警察に通報せな！」と言うのですが
男子トイレの入り口まで行ってしまう回数は月に数知れず、うっかり入ってしまう事は
年に数回あるkuma-yomeは中々通報し難いです。
いつか自分が痴漢行為で通報されそうですしね。
二人とも疲労が溜まっていてこの日は早く寝れるだろうと思っていたら、身障者用の
駐車スペースで車中泊をしている車から大型犬と思われる犬が夜遅くなってもしつこく
吠えまくっていて犬に良く襲われるkuma-yomeは恐怖で中々寝つけませんでした。
それだけでなく照明の無い真っ暗なバイク置き場たむろっている人達が大型バイクで
道の駅内を何度走り回るので中々寝る事が出来ずにいたら
「腹減ったなこの辺コンビニ無いんか。」と言い出した老熊。
セルフうどんを却下した理由が「コストパフォーマンスが悪い」だったのに牛丼を食べてわずか2時間で「お腹が空いた」らしいので脱力感がはんぱ無いです。
kuma-yomeはフランクフルトとじゃがりこを食べました。
おさかなさんソーセージは明日のおやつ用です。
0時過ぎ頃まではバイクも犬も結構うるさかったのですがいつの間にか静かになっていたので、ようやく寝る事ができました。
