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昨日の10月16日は老熊の知人に誘われてその方の参加する地域のだんじりを見に行きました。
テレビのニュースでは岸和田のだんじりを見たことがあったんですが
生で見るのは生まれて初めてになるのでとても楽しみでした。
伝統行事というのは維持が大変なようでだんじりの修理費用は1パーツ3桁万円だったりするようです。
人口減少による人不足から当日も引き手を募集していて、地域住民でなくても参加できるそうで、「写真撮ってる場合ちゃうで!俺もやらな!」と落ち着きのない老熊でした。
招待してくれた方はだんじりの中で楽器をするそうで出発前のわずかな時間や休憩時間に汗をかきながら来てくれて色々と教えてくれましたが、
方がいない時間でも親切な地元の方がkuma‐yomeの質問に色々と答えてくれました。
掛け声とともに木の大きくきしむ音がして子供達やだんじりの屋根に乗っている人がいるのに動きます。
(後で聞いたらくさびが一本抜けていて楽器をする人の所に落ちていたのでいつもよりきしんでいたそうです。)
傾いたりきしむ音がしたり、前に進めなくなって後退してやり直してから再前進したりと
あまりの感動に涙をこらえるのに必死でした。
見守るお母さん方も小さく祈るような声で動こうとするだんじりに向かって
「座りや。座りや。」と見守っていました。
途中で帰るつもりが結局最後までいて、招待して下さった方に挨拶をして帰れたのですが
ひきまわしがあんなに感動的な物だとは知りませんでした。
来年も行けたらいこうと気合いの入る老熊でした。