トイレ休憩に寄る事になりましたが、ガラッとしていて人気の無い感じの道の駅でしたがクマヤキという文字にびっくりしました。「熊焼いてるん？！」と聞くと「確か熊の形の焼いたやつやったと思う。」と思いっきりマトモな返事を返されましたが、今回はボケたつもりも無かったので納得しました。
トイレに行くと掃除のおばちゃんがいたので「北海道のこの時期はいつもこんなに寒いんですか？」と思わず聞いてしまいました。
おばちゃんによると今回は色んな人に聞かれたらしいんですが、普段はお盆が過ぎてからが寒いらしいです。
「朝ストーブを付けて来て、さっき止めて来た。」との事なので昼間はそんなに寒くない様子。
掃除のオバチャンと話が終わって離れようとすると「気を付けてね。」と言ってくれました。簡単な言葉なんだけど意外と言えないというか、言われない言葉なのであらためて言われると練りに練った言葉よりも数段嬉しいですね。
土産物売り場の片隅にあった看板。「道の駅 あいおい」と書いてありますが、サンテレビで良くCMをしている子育て支援No.1だった相生市を思い出してしまいます。
昔読んだ本で、奈良県の十津川村が大雨のせいで村が壊滅的になり北海道へ移住した話がありましたが、ここは何か関係があるのか偶然なのかは謎です。
廃線になった駅なのか、車体と共に保存されていますが「結構絵になる風景だな」と感心してしまいました。
今は募集されているのかどうか分かりませんが、駅と車体の近くには植樹された木が沢山あり、一本一本にみなさんの思いが込められていて感動的でした。
「病気治癒」「誕生祝い」「定年祝い」最近は樹木葬とかもあると聞きましたが、この道の駅の木々には多くの家族の明るい未来が詰まっています。
道の駅といえば疲れを癒し、空腹を満たしたり記念になる土産物を買って終わりな事が多いですが、少しゆったりと散策してみると心癒される意外な物達に出会えるのかも知れませんね。
いつも建物の外観と建物内、建物周辺の敷地内を撮影しているkuma-yomeですが、他の道の駅では感動できる何かを見逃していたのかも知れません。
今回は老熊の興味がある鉄道系があった為にゆっくりと撮影できましたが、もし無かったら気が付けずに行ってしまっていたでしょう。
北海道は廃線が多いと聞いたので、全ての駅を残すのは難しいのかもしれませんが、様々なドラマを感じられて、北海道に来て良かったかも？！と少し思えました。
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