吹田SAに到着。
SAやPAって結構が地デジが入らない事が多いんですが、周囲にマンション等背の高い建物が多いのでバリバリ入って老熊も満足なSAです。
桜の時期は2Fから外に出ると枝の真下に立って眺める事ができてとっても得した気分になります。
バイクで訪れる人が多いのか新しい方の設備なのか分かりませんが、バイク置き場がしっかりと整備されていていい感じです。
PAやSAでよく見かけるのが、申し訳程度に設置された駐輪スペースに入りきれないバイクが線で仕切られたダケの境目のない車いす用駐車スペースにあふれていたり点字ブロックをふさいで止める光景。
マナーの良いライダーさんは普通車1台のスペースに仲間と一緒に止めているんですけどね。
晩御飯は来る途中に買った「バッテラ」と「じゃがりこ」と「キレートレモン」1月に入院してからちょっと栄養面とか気にするようになったので野菜が足りないなと思ったらじゃがりこ食べてます。
老熊の大学の先輩からはとろろと鰹節をお椀に入れて醤油を垂らした物にお湯を注いで飲むのを勧められました。
食物繊維がたっぷりでお通じに良いらしいです。
kuma-yomeが小学校の頃冬になると時々朝ご飯に飲んでいった汁もの?なんですが、他の家でも普通にするんだなとその時は懐かしく思いました。
その方も大阪市内生まれ育ちなので地方の人も食べるかどうかは分かりませんけどね。
ちなみにkuma-yomeの大好物の「バッテラ」は「鯖寿司じゃないの?!」とよく地方の人に聞かれますが、鯖寿司とバッテラは別物です。
kuma-yomeが子供の頃は今程回転寿司のお店が多くなくって難波へ行った時に時々行く程度でした。
お寿司というと当時は職人さんのいるカウンターのあるお店で買い物前に寿司折りを注文して後から取りに行ったり、人が集まった時に出前を頼んだ時に食べたり、うどん屋さんで「うどん定食」を注文した時について来る「巻き寿司」や「お稲荷さん」「バッテラ」が多かったので江戸前寿司には全く馴染みがありませんでした。
子供の頃のそういった影響からか今でも江戸前寿司は好きではなく、回転寿司やスーパーのパック寿司だと食べられない寿司ネタが多過ぎて食べるのに苦労します。
チェーン店等が増えて気軽に外食ができるのは良い事なんですが、郷土料理的な意思が薄れていってしまう感じがして少し寂しいと最近ではよく思うようになりますね。
大阪市内に住んで居ても保育園等に通うようになると標準語を強いられるようになりますし、給食等でも郷土色が無くなっていますしね。
kuma-yomeの子供の頃は給食でも郷土色が強く出ていた時代だったので給食の献立表には関東煮と書かれてありました。
今はどこへ行っても「おでん」ばかりで「関東煮」が食べられるお店が無くなってしまったので時代の流れを感じてしまいます。
「バッテラ」と「鯖寿司」、「関東煮」と「おでん」は似て非なる物なのでkuma-yomeは「鯖寿司」も「おでん」も美味しく感じられません。
「何かちゃう味」としか思えないんですよね。
インターネットや料理本を見ながら気合を入れて作ったのに「何か一味足りない気がする」といった感じのイメージ。
地方系スーパーが増えて大阪市内でも「大阪寿司」が売っているスーパーが減って来ていますが、バッテラは知名度が高いのか比較的入手し易く安いので故郷を懐かしみながら時折食べる懐かしの味。
ちなみに「関東煮」は原材料の入手が困難になって来ているので昔と同じ味ではなくなってしまいました。
政治的な事にはとんとウトイkuma-yomeですし、当時はまだ子供だったのでまさか外国のせいで食べられなくなる時代が来るなんて想像もつきませんでしたが、「はりはり鍋」の消滅とともに懐かしい故郷の味「関東煮」の本物も消え去ってしまいました。
やっぱり違う物で出汁を取ったって別物でしかないんですよね。
これ以上故郷のすばらしい味が消え去ってしまわないよう祈りつつスーパーで見かけたら「バッテラ」を思わず買ってしますkuma-yomeでした。
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