一人で不安だからウロウロして船内写真を撮っているのに、見知らぬお婆ちゃんに話しかけられてたkuma-yome。
普段電車の中や病院の待ち時間でも知らない人に良く話しかけられるので、それはそれで慣れているから良いのですが、不安をあおるような事ばかり話してくるので余計に不安に。
船員さんが目の周りをウロウロと歩いていたので、色々質問して呼び止めますが、「乗船が遅れております。」というだけで具体的な状況は分からず。
老熊は前から数えるくらいの順番なのに、カナリ後から来たバイクの人が先に出てきたりしたので、「まさか後回し?どんどん後にされてるん?」と思ってしまい、不安をあおるようなお婆ちゃんの言葉が、呪いの言葉のようじじわじわと効いてきてロビーを逃げ回りましたが、足が悪く動悸の後の疲れで早く歩けず直ぐに追いつかれます。
もう何年も(10年ではきかないくらい)このフェリーを利用して北海道へ行ってるらしいのですが、「こんな事(乗船が遅れる)は初めて」と言いながら、船員さんに何度も「まだか」と聞くお婆ちゃん。
その場にはkuma-yomeとお婆ちゃんと小学校高学年くらいの男の子しか居なくって、男の子に話しかけるも「無言のうなずき」で終わられたので話しかける相手を探してる感じ。
「どこから来たんですか?」から始まって、どこへ行くのか、何日行くのかとか聞かれましたが、「分かりません」としか答えられません。実際「上高地の予定」だったのが直前の変更で「北海道」へ変えられたし、北海道の地名なんて聞いても馴染みがない為まったく覚えられないし。
「そのカメラ良いカメラですよね。」と聞かれたので「分かりません。旅行に持って来て、持たせてくれるので多分安物か古いものだと思います。」とまたもや「分かりません」攻撃で少しだけ大人しくなってくれました。
実際カメラなんて全く分かりませんしね。
一眼レフは子供の運動会撮影の時に使ってたくらいですし、その当時はフィルムだったのでデジタル一眼レフとは全く使い方が違いますしね。老熊は設定を教える気が無いのか面倒なのか、ぶつぶつ言いながら設定をいじくって渡してくれます。
お婆ちゃんが「フェリーを降りる時は同乗者も一緒に乗って降りられるのよ。バイクも一緒に降りられるんじゃないかしら。」と言い出したので「マジですか?!」って思ったんですが、乗船時間が遅れた影響でフェリーに乗り込むトラックとかを撮影していた感想は「高所恐怖症なのに下が見える橋?!や激しい騒音はとても怖い感じ」でした。
一人で荷物を持って集団に混じって降りるのは怪我させられそうで怖いので、一緒に降りれたら嬉しいけど超ビビリなので絶対無理そう。
カナリ待ってから老熊がやって来て、やっとお婆ちゃんから解放されました。
待ってる間に起こった事全てを報告すると「バイクで同乗者も一緒に下船できるわけない。許可出ても断るわ!」と言われました。
フェリーは車で家族とだったり、一人でバイクだったりでしか乗った事が無いらしいので「バイクの同乗者の下船について」は全く知らないそうです。
老熊に教わりながら、急いでシーツを敷いて貴重品だけを持ってラウンジへ直行。
ご機嫌の老熊が何かお腹に残りそうなものを買ってくれると言ってくれたんですが、老熊を待っている時間で既に売り切れがちらほら出ていました。みんな考える事は一緒ですね。
kuma-yomeの旅のお供の「じゃがりこ」2つと自動販売機で買った「からあげ」をお夜食に外を見ながら食事。
0時を過ぎているので外は真っ暗で何も見えませんが、見えていたらきっと船酔いして気持ち悪くなっていたと思うので、北海道旅行の一番最初から体調不良で寝込みたく無かったので夜の出発で正解でした。
騒ぐマナーの悪い人は全く居なくって、世代がバラバラっぽい男子集団が順番にビールを買ったり、カップラーメンを買ったりしていたので見ていたら欲しくなってしまいましたね。
バッテリーとバッテリーコードも袋ごと持って来たのに、どれも充電エラーになってしまってAndroidがシャットダウン。仕方がないので写真も撮れずに周りをキョロキョロしながら老熊とお喋り。
3時くらいに部屋へ帰って、それぞれゆっくりしてから寝ました。
良かったらぽちっとお願いします。