野生クマに捕獲されました。

街っ子が野生クマに捕獲されて振り回されている日常です。

楽しめるのか?!北海道ツーリング〜その67〜 揺れまくりのフェリー(8月11日)

元々不衛生ぎみな場所は苦手なkuma-yome。北海道ツーリングは殆んどが和式トイレで事故の後遺症で足が悪くなったkuma-yomeにはかなりの拷問でした。

マトモな水洗トイレも殆んど無かったですし、臭いが酷過ぎてトイレに幾度に悪臭で頭痛やめまいが起こりましたが、同行していた人達は全く何も感じないようでした。

やっと北海道から脱出できる。普通のトイレができると喜んでいたのですが、帰りのフェリーは若干ぼろい感じでちょっと怖かったのに、部屋へ入ろうとすると大学体育会系の色黒筋肉モリモリ男性が腕を組んで入り口前で睨んでいます。

 kuma-yomeが何か悪い事をした訳ではなく、ただ単にkuma-yomeの向かえの部屋の人が威嚇目的で立っていたようですが、昔の体育会系といえば、弱い者には優しく強い者(自分と同程度)のには正々堂々勝負を挑むイメージがありましたが、最近はどうやら弱い者にだけ強い態度をとるようです。

後から遅れて入って来た老熊には腕を組んで、激しく睨み付けながらの見下ろす目線はしなかったようですしね。

「団体は一般乗客の目に触れないように隔離してくれれば良いのに」とうんざりしていると、消灯時間が過ぎて静かにするようにとアナウンスがあった後も、おかまいなしに廊下を大声で騒ぎながら左右へ体をぶつけて行きます。

 船が激しく揺れているので、ベッドに横にもなれず、老熊付き添いの元ロビーと部屋を行ったり来たりしましたが、すれ違う度に道を譲ろうとはしてくれないので、毎回老熊が注意。

足が悪いので手すりを持ちたいのに、通路の真ん中を巨大な大学生2、3人が横並びに揺れていると怖くって先へ進めません。

トイレに行くときも入り口まで老熊に付き添ってもらって行きましたが、気持ち悪さを少しでも押さえようと顔をおもいっきりバシャシャ洗いたかったのに、洗面台のコンセントでスマホを充電しているので「お前のせいで壊れたやろ!どうしてくれるねんごらぁ!」とかって喧嘩を売られると怖いので、オチオチ顔も洗えません。

ロビーも至るところ無人状態でスマホを充電している人だらけなので、直ぐにでも座りたいのに、オチオチ座れない。

 売店は早い時間に閉まってしまうので、酔いの気分をまぎらわせる氷も手に入らないし、おじさん好み?!のビールやらが沢山あるので飲めないkuma-yomeには色々と苦痛な事だらけ。

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夜も更けてくるとタオルを手すりにかけはじめた学生さん。これはまだ少ない方なんですが、ドンドン増えて行って完全に使用不可能な状況。

膝の具合が少しマシで揺れていなければ、少しくらい手刷り無しでもあるけるんですが、大学生ですら左右に体をぶつける程の揺れなので、そこからそこの距離でも手作りが無いと歩けないのに全て雑菌だらけのタオルでうめつくされている。

せっかく老熊がトイレに近い席を取ってくれたのに、毎回付き添ってもらって肩を借りなくてはいけなくなってしまったので、あまり意味がなくなってしまいました。

kuma-yomeの子供世代の頃に除菌ブームがあったとかで、それ以降の世代の子供達は衛生面をカナリ気にすると数年前テレビでやっていて、あまりに気にし過ぎて雑菌に弱い子になったと知ったんですが、どうやら最近の20代以下の世代は汚い環境が好きなようですね。

美人なモデルさん等が平気な顔で汚部屋を公開していて「汚いと思わない」とかって発言しているのを良く見ますし、不衛生極まりないのが大嫌いなkuma-yomeには一枚のバスタオルで身体中全てを拭いて、洗ってもいないバスタオルを雑菌まみれのまま共用部分に干すなんて、NetNewsで見た中国人の日常生活そのもの。

バスや電車の車内で子供の服を脱がせて手すりに干す事をNetNewsで見たので、SNSとかではカッコつけて?!なのか中国人マナーがなってない。とかって書いてあっても、若い人のやってる事は全く同じ。

「誰も注意しないから、みんなやってるからなんて他人のせいにするような、人生逃げの脳ミソで日々過ごしてもカッコ悪いのにな。」と親世代として、とても残念な気持ちになりましたが、一番残念だったのは「昭和中期の年寄りのような不衛生な行為」に対して船の従業員の方が何も対策を取ろうとしなかった事でした。

船が激しく揺れていて普通の人でも何人か手刷りを持って移動していたこの日、足の悪いkuma-yomeは手刷りを持ちたくても、どこの誰が使ったかも分からない、不衛生極まりないバスタオルで隙間無く塞がれた手刷りのせいで足が悪化するから何とかして欲しい。

と、最初は掃除で通りかかった方に話し、次にはキチンとしたユニホームを着用した女性の方に話しましたが、言葉使いは丁寧なものの「団体様にはマナー違反の注意はできないから、個人客さんは何があっても何をされても我慢して下さい。」って言われている気分になりました。

kuma-yomeが普段通っている病院では感染症防止の為、生花、外部からの食品、中学生以下の子供の病棟への持ち込み等は全面禁止で、室内でタオルを干す事も感染症対策の為禁止。面会人はナースステーション前で患者の名前と自分の名前を告げた後、ナースステーション前で待機、患者が面会をOKした場合のみ談話室へ通されて面会。移動が辛い重傷者の場合はベッド脇で短時間のみの面会、トイレは各病室入り口にある患者用は使用禁止なので、ナースステーション付近にある面会人用トイレに行きます。

そこまで徹底した衛生管理の病院に長年通って、自宅の衛生面も周辺のママ友やかかりつけ医がビックリするくらい頑張っていたので、不衛生極まりない行為をする人を見るとお育ちの悪い家柄に生まれ育ったんだなと悲しくなります。

やはり裕福な家庭か貧しい家庭かという事は人生を左右する大事な事なのかも知れませんが、外国人でもないのに日本人としての最低限マナーもできない人はお育ちが悪い哀れな人な印象しか持てないし、避けて通りたい人種に見えます。

 

 

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揺れるエリアを過ぎて酔いがマシになって来たので、廊下の手すりの端から端まで広がった不衛生極まりないタオルに触れないように、なるべく息を止めて壁に手をあてて歩いて行くと、今度は廊下にゴミが捨ててあります。

こういうのって本人は軽い気持ちでも、足の悪い人や目の悪い人、お年寄りや小さな子供にとっては怪我につながるかもしれない危険な行為。

以前ビジネスホテルで夜中じゅう騒いでいた外国人が、同じ事をしていたのを思い出します。

ゴミ箱が直ぐそばにあるのに、筋肉モリモリで他人を威嚇して優越感にひたれるくらいの体格を持っているのに、見える位置にあるゴミ箱にも捨てに行けないなんて、その無駄に丈夫な足や心臓を取り返っ子して欲しいと感じてしまいます。

生まれつき体が弱くって日常生活に制限だらけで、反抗期で医師の反対を押しきって無理に体を鍛えてみても健康な子には持久力的には叶わなくって、健康な体を怠けさせて余裕な態度の同級生を見て、悔しい思いをして老熊に捕獲されて「生まれ変わったらしたい事。」を全て叶えて貰ったものの、心臓疾患その他が発覚して、老熊が望むようなアウトドアな生活をするのが、ドンドン難しくなりつつある中、健康な心身をわざと傷つける行為や無駄に過ごす行為をしている人を見かけたり、聞いたりすると「有意義に使うから取り返っ子して。」って言いたくなってしまうんですよね。

心身が健康で人並みから人並み以上の頭脳や何かの才能をお持ちの方は、人生結構勝ち組なんじゃあないかと思うので、その体を有意義に発揮して人生を過ごしていって欲しいと思います。

 

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